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コロナ禍で注目された「共食(きょうしょく)」--「共食」がなくてはコミュニケーションも始まらない!? 最も会話をしているのは一緒に食事をする時 --【第一回にっぽん食調査】「共食」「旬」「簡便性」の観点から見た食生活意識調査

Digital PR Platform / 2024年1月31日 14時5分

③共食の機会を生み出すには、食卓関与度が影響している!?
上記の調査結果を食卓関与度別に比較したところ、食卓関与度が高い層ほど、思い浮かぶ場面の選択数が多く、1位の「家族と家庭で食事をする」を選択したのは、食卓関与度が高い層が59.1%、食卓関与度が低い層で37.7%という結果でした。尚、2位の共食と聞いて「思い浮かぶ場面はない」という回答については、食卓関与度が高い層は25.8%しか選択していない一方、食卓関与度が低い層は、50.7%も選択しており、両者では「共食」へのイメージや理解がかなり異なることがわかりました。


2.食卓関与度別で見る、食意識や食の実践行動
①食卓関与度が高いほど、食事の際に雑談やプライベートでの会話をしている場合が多い
日頃の会話シーンについて調査したところ、食卓関与度が高い層と低い層をそれぞれで比較すると、1位の「食事をしているとき」と回答した割合は、食卓関与度が高い層は34.8%、食卓関与度が低い層は21.7%という結果になりました。一方で、「雑談やプライベートな会話はしない」は、食卓関与度が高い層は18.2%、食卓関与度が低い層は31.9%という結果になりました。


②「献立を考える」「後片付け」は料理工程に入る?
食卓関与度により、料理工程に含まれると考える作業に差があることが判明
「料理をする」際、その工程に含まれると思う作業について調査したところ、「献立やメニューを考える」が含まれると回答した割合は、食卓関与度が高い層が75.8%、食卓関与度が低い層は59.4%となりました。
そのほかに、「後片付けや洗い物をする」は含まれると回答した割合は、食卓関与度が高い層は65.2%、低い層は55.1%となり、食卓関与度は、料理工程に対する意識についても影響していることがわかる結果となりました。


「献立を考える」「後片付け」は、「調理する」ことよりも負担になっていることが明らかに
このイメージギャップが、"料理工程の見えない負担"の差となっている可能性
省きたい・簡単にしたい作業について調査したところ、1位は「後片付けや洗い物をする(46.0%)」、2位は「献立やメニューを考える(38.8%)」となり、多くの人が料理工程の中で「献立を考える」と「後片付け」を負担に思っていることが判明しました。料理工程に含まれる作業と併せてみると、食卓関与度の低い層が、料理の範囲と考えていない「献立を考える」、「後片付け」が、実際には「調理する」こと以上に負担となっており、このイメージギャップが、"料理工程の見えない負担"となっている可能性があるとわかりました。料理における簡便性は、「調理する」ことの簡便さだけでなく、「献立を考える」「後片付け」の簡便さを意識することが重要であると考えます。

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