2023事業年度:ボッシュ、逆風下でも売上高および業績を拡大
Digital PR Platform / 2024年2月8日 10時0分
![2023事業年度:ボッシュ、逆風下でも売上高および業績を拡大](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/digitalprplatform/digitalprplatform_82985_0-small.jpg)
低迷する経済情勢によりコスト圧力増大、目標利益率達成時期を先送り
最大限の努力:為替調整後の売上高は8%増の916億ユーロ、支払金利前税引前利益率(EBIT)5%に上昇
広範囲な事業展開:同時に集中的な製品ポートフォリオ管理で戦略的な方針強化
事業再編:集約したモビリティ事業セクターが2024年1月に始動
ロバート・ボッシュGmbH取締役会会長のシュテファン・ハルトゥング: 「2023年度に逆風に直面したものの、ボッシュは未来を形成するテクノロジー、特にクライメートアクションに関連するテクノロジーへの積極的投資を継続しています」
財務担当取締役のマルクス・フォーシュナー:「逆風が続くため、目標利益率達成時期を先送りします。将来の成長資金調達のために、資金資源の効率活用と収益性のバランスをとり続ける必要があります」
[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/2168/82985/550_309_2024020807372165c4062131e53.jpg
シュトゥットガルト(ドイツ)– グローバル規模で革新的なテクノロジーとサービスを提供するボッシュ・グループは、2023事業年度において厳しい状況下でも期待通りの成果をあげました。暫定決算報告によると、ボッシュの[1]売上高は前年比4%増、為替調整後では8%増の916億ユーロとなりました。支払金利前税引前利益率(EBIT)は5%に達し、前年度の4.3%よりやや改善し、期待通りとなりました。「ボッシュにとって、2023 年は想定を上回る厳しい年でした。しかし最大限の努力により売上高を拡大、利益率を改善し、強い逆風にもかかわらず前進しました」と、ロバート・ボッシュGmbH取締役会会長であるシュテファン・ハルトゥングは暫定決算報告の発表に際して述べています。「厳しい状況を考えると、これは従業員による素晴らしい成果です。今後数年間は、私たち全員にも多くのことが求められるでしょう」
昨年度、ボッシュは成長分野のさらなる拡大、モビリティ事業の変革、そしてすべての事業分野における競争力強化を実現しました。「私たちは未来を形作るテクノロジー、特にクライメートアクションに関連するテクノロジーへの積極的投資を継続しています。しかし、そのようなテクノロジーの市場浸透には遅れが見られ、市場の勢いは鈍化しています。私たちが将来の成長資金を調達するには、受注状況の低迷に対応し、競争力の強化に努めるほかありません」とハルトゥングは述べています。こうした状況を踏まえ、ボッシュはモビリティ事業セクターを含めいくつかの分野で調整が必要になると予想しています。モビリティ事業セクターでは最近、従業員代表とこの件について協議を開始しました。必要な人員調整は可能な限り社会的に受け入れられるものでなければなりません。ドイツ国内のモビリティ拠点に関しては、2023年夏に従業員代表と締結された労働協約に基づき、2027年末までは人員削減は見送られます。「変革は社会的パートナーシップを通じてのみ成功します。私たちはまた、産業立地としてのドイツ、とりわけ製造拠点としてのドイツにコミットしています」とハルトゥングは述べています。さらに、ボッシュは特に有望な事業分野で雇用を継続し、できるだけ多くの従業員をリスキリングし、縮小分野から成長分野に異動させたいと考えています。2030年までに、トレーニングやリスキリングに総額約40億ユーロを費やす計画です。これには従業員の意欲も必要になります。
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