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6G実現に向け新たにSKテレコム、ローデ&シュワルツと実証実験の協力に合意 ~Nokia、富士通、キーサイト・テクノロジーと取り組みを進める実証実験成果も確認~

Digital PR Platform / 2024年2月22日 9時0分

別紙1
SKテレコム、ローデ&シュワルツとの実証実験概要

1. 各社との実証実験内容(予定)
<SKテレコム>
・内容
各社のさまざまな異なる拠点において設定したユースケース、および実際の環境シナリオに対する実証の開発と検証を実施。また、無線で実際のネットワークシナリオに近い検証を計画。
・役割
ドコモ、NTT、Nokiaの3社連携し行っていたAIを活用した変復調技術の実験を、SKテレコムを加えた4社連携に体制へ移行。Nokiaは本技術の開発、SKテレコム、ドコモは各移動通信事業としての本技術のユースケース検証実験ならびに必要となる電波免許取得、NTTは本技術の要素技術部分の検証実験を担当。
・利用周波数帯
3.5-7.2GHz帯を想定
・実験期間
2024年2月~2025年12月(予定)

<ローデ&シュワルツ>
・内容
無線通信の電波で物体検知などを行う無線センシングの電波伝搬特性および性能評価を実験予定。
・役割
ローデ&シュワルツは無線センシングの性能評価や電波伝搬特性評価に必要となる測定系構築。NTTはセンシング技術評価、および同技術の性能評価に必要となる電波伝搬特性の推定技術の検討、ドコモは無線センシングが活用されるユースケースや環境の検討、ならびに実証実験の実施および必要となる電波免許取得を担当。
・利用周波数帯
7~24GHz帯を中心に幅広く実施することを想定
・実験期間
2024年2月~2026年3月(予定)

2. 各社概要


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2341/83673/700_396_2024022116282765d5a61b3f7a6.JPG


別紙2
SKテレコム、ローデ&シュワルツとの実証実験概要

1. Nokiaとの進捗概要
 Nokiaが開発した128素子のフェーズドアレイアンテナを搭載した140GHz帯無線部試作機(図2(a))を用いて、屋内環境においてフェーズドアレイアンテナの動作確認実証実験を実施しました。具体的には、NTT横須賀研究開発センタ内の実験室で、無線部試作機の送信機に実装したフェーズドアレイアンテナのビーム放射角度を-15°から+15°まで変化させ、受信機の位置を送信機から見て-45°から+45°まで変化させた各地点にて受信強度を測定しました(図2(b))。評価した結果、フェーズドアレイアンテナのビーム放射角度に応じ、所望の受信強度特性を得ることができ、ビームフォーミングの動作を確認しました(図2(c))。これにより、サブテラヘルツ帯のような超高周波数帯の活用において、移動する受信機へのフェーズドアレイアンテナを用いたビーム追従実現の見通しを、無線部試作機の実動作として示すことができました。今後、ユースケースを踏まえ、オフィスなどの屋内環境において実環境での実証実験を進め、サブテラヘルツ帯の移動通信への適用領域の検証と、その拡大に必要な技術検証を行う予定です。

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