史上最高値圏での株式投資は怖いことでしょうか?恐れる必要はありません
Digital PR Platform / 2024年2月22日 14時36分
史上最高値圏での株式投資は怖いことでしょうか?恐れる必要はありません
多くの投資家は下落の可能性に不安を感じているかもしれませんが、1926 年以来の株式市場のリターンを分析したところ、高値更新時における投資は利益を生む可能性があることが示されています。
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2027/83708/150_152_2024020911500765c592df5f956.png
ダンカン・ラモント
ヘッド・オブ・ストラテジック・リサーチ
米国株式市場は、昨年12月中旬に史上最高値を更新し、その後も上昇を続けています。今年1月末には前回のピーク時を3%近く上回りました。このため、多くの投資家は株式市場の下落の可能性に対して神経質になっているといえます。
また、2023年には、高い金利水準に魅力を感じて投資資産の多くをキャッシュに切り替えた海外投資家も多数います。株式市場が史上最高値を更新している局面において、キャッシュに切り替えて投資するというのは、違和感があります。本当に有効な手法なのでしょうか?
1926年以降の株式市場のリターンを分析した結論は、明白に“ノー”といえます。
株式市場が史上最高値を更新する頻度は、想像以上に多く、1926年1月以降2023年12月末までにおける1,176ヶ月のうち、市場が史上最高値を記録したのは354ヶ月あり、その割合は30%となります。
そして、史上最高値更新後の12ヵ月間のリターンは、平均して他の時期を上回り、インフレ率を10.3%上回っているのに対し、高値圏でなかった時期は8.6%に留まりました。24か月または36カ月の期間のリターンの平均値も若干上回っています。(下の図1をご覧ください)
図1:米国大型株の平均リターン(年率、インフレ調整後)
[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2027/83708/700_316_2024022211222665d6afe20789f.png
データ: 1926年1月~2023年12月。出所:CFA Institute Stocks, Bonds, Bills, and Inflation (SBBI®) データベース、シュローダー 611664
最終ページの「本資料に関するご留意事項」を必ずご覧ください。
時間の経過とともにその差異は拡大
1926年1月に100ドルを米国株式市場に投資した場合、2023年末にはインフレ調整後で85,008ドルの価値になっています。これは年率7.1%*のリターンです。
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