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生涯のCO2排出量を最大40%削減する次世代の超高層ビルのプロトタイプを発表

Digital PR Platform / 2024年5月15日 13時5分





[画像7]https://digitalpr.jp/simg/2213/84998/550_335_202405142234226643685ee789f.jpg



図7.ヴォイドの活用イメージ(用途変更時)


④らせん状に展開するシェアスペースで創出する多様なワークスペース
 本プロトタイプでは、エスカレーターで相互に結ばれ、らせん状に屋上まで続く共用のシェアスペースを提案しています。そこはシャトルEVロビーであり、テラスと一体になった共用のリフレッシュスペースであり、会議室などのオフィスサポート機能、カフェ、本屋などを取り込んだ多様なコワーキングスペースとして、このビルで働くすべてのワーカーが働く場所を選択できる多様なワークプレイスを提供します。

[画像8]https://digitalpr.jp/simg/2213/84998/600_198_20240514223441664368718055e.jpg


図8.シェアスペースのイメージ


■今後の展望
 本プロトタイプを構成する各要素は、大規模建築物の新築時のみならず、既存ストックの大半を占める中小規模ビルの改修に応用できるものも多くあります。一方、現行の評価制度の対象外であるものや開発段階の技術を含みます。今後は、このプロトタイプを活用し、制度面の整備を行政に働きかけるとともに、技術開発等に応じてアップデートを続け、個別プロジェクトにおけるクライアントとの共創に取り組んでいく考えです。

■日建設計の「気候非常事態宣言※7」
 日建設計は、2050年カーボンニュートラル社会の実現に向けて、2021年3月に「気候非常事態宣言」を表明しました。2050年を目標に、働き方と都市・建築デザインからカーボンニュートラルを達成するモデルを提起し実現を目指すと同時に、当社のクライアントや社会にも共有し、働きかけを行っていく予定です。
※7 日建設計「気候非常事態宣言」https://www.nikken.co.jp/ja/insights/kiko_hijojitaisenngen.html

■日建設計の全社デザイン戦略「日建デザインゴールズ(NDG)」
 日建設計では、組織拡大とリモートワークの拡大に伴い、2021年1月に初の全社デザイン戦略を策定しました。各ゴールのベストプラクティスから、社会課題を解決する汎用的なデザインを示すべく、プロトタイプの研究に着手しています。本プロトタイプは、「カテゴリー1:地球の環境を徹底的に守るデザイン」に関する具体策の第1号です。

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