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世界初、NTTとオリンパスによるクラウド内視鏡システムに関する共同実証実験を開始 ~IOWN APN技術の高速低遅延を活かし内視鏡システムのクラウド化を実現~

Digital PR Platform / 2024年3月27日 15時6分

(2)オリンパス
 消化器内視鏡の分野においてグローバルでトップシェアを持つとともに、その機能高度化、特に内視鏡の機能をクラウド化する「クラウド内視鏡システム」構想を推進しています。今回の実証では、クラウド内視鏡システム構想に基づき具体的な要求条件、評価項目等を提示するとともに、実験に必要な内視鏡装置の提供を行います。

4.今後の展開
 今回の実証を通じクラウド内視鏡システムの実現性を確認するとともに、高度な医療へのアクセス拡大などの社会課題の解決に貢献してまいります。加えてNTTとしては、実証で得られた知見をもとに、他の医療機器についてもクラウド化を推進するなど、ユースケースの拡大の検討を進め、オリンパスとしては今回の結果を応用し、IOWNの技術を活用したお客様のニーズまたは課題解決に資する先進的なクラウド内視鏡システムなどの技術検討を継続して実施します。

<用語解説>
※1 Innovative Optical and Wireless Network (IOWN)
IOWNは、ネットワークだけでなく端末処理まで光化する「オールフォトニクス・ネットワーク(APN)」、サイバー空間上でモノやヒト同士の高度かつリアルタイムなインタラクションを可能とする「デジタル・ツイン・コンピューティング」、それらを含む様々なICTリソースを効率的に配備する「コグニティブ・ファウンデーション」の3つで構成されます。

※2 All Photonics Network (APN)
APNは、ネットワークから端末、チップの中にまで新たな光技術を導入することにより、これまで実現が困難であった超低消費電力化、超高速処理を達成します。1本の光ファイバ上で機能ごとに波長を割り当てて運用することで、インターネットに代表される情報通信の機能や、センシングの機能など、社会基盤を支える複数の機能を互いに干渉することなく提供することができます。

※3 セキュア光トランスポートネットワーク技術
光伝送装置間で耐量子計算機暗号(PQC:Post-Quantum Cryptography)や量子鍵配送(QKD:Quantum Key Distribution)を用いて共通鍵を共有し、その鍵で通信を暗号化することで、量子コンピュータ時代でも安全な情報通信を実現する技術
https://www.rd.ntt/research/JN202111_16202.html
 

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