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未来の量子計算機は何をめざすべきか? ―実用的インパクトのある量子優位性に向けて―

Digital PR Platform / 2024年5月14日 14時7分

<用語解説>
(注1)量子誤り訂正
基本的な演算素子である量子ビットを多数組み合わせて情報に冗長性を持たせることで、ノイズによる計算の誤りに対して頑強に動作するような機構のこと。量子誤り訂正機能を備えた量子計算機を、誤り耐性量子計算機と呼ぶ。

(注2)量子優位性
量子計算機による計算時間が、古典計算機よりも短くなること。

(注3)計算量理論
解きたい問題の持つ数学的性質を抽出し、答えを出すために必要な計算時間の振る舞いをおおまかに調べる分野のこと。計算複雑性理論とも呼ばれる。

(注4)物性物理学
物質中の原子や電子の振る舞いを調べる学問のこと。凝縮系物理学とも呼ばれる。

(注5)テンソルネットワーク法
テンソル分解により情報圧縮された量子状態(テンソルネットワーク)を用いて量子系の振る舞いを調べる古典アルゴリズムのこと。

(注6)量子位相推定法
入力された量子状態を固有状態に持つようなユニタリ演算のもと、量子状態が獲得する固有位相を読み出すアルゴリズムのこと。入力が固有状態の重ね合わせである場合には、その重みに応じて確率的に固有位相が読み出される。

(注7)物理量子ビット
ハードウェア上にて実際に実装される量子ビットのこと。超伝導回路・中性原子・イオン・光学系による物理量子ビットなどが知られる。

(注8)論理量子ビット
物理量子ビットを多数組み合わせて、量子誤り耐性を獲得した量子ビットのこと。




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