1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

ミュージアムタワー京橋における、BIMを活用した統合ファシリティマネジメントプラットフォームの導入及び運用を支援。建物管理の人材難克服と効率化に挑む。

Digital PR Platform / 2024年6月11日 13時0分

そして、2024年6月、建物全体に関するBIMデータのFM-Integrationへの組み込みが完了し、統合FMプラットフォームを活用した運用が始まりました。

今後は、建物運営管理(プロパティマネジメント/ビルマネジメント業務)を担う三井不動産ビルマネジメント株式会社(代表取締役社長:村上 弘)が主体となって本維持管理システムの本格運用を行い、設計・施工にかかる建築情報に加えて、竣工後の管理運営に関する情報を統合FMプラットフォーム上に蓄積しながらLCC(ライフサイクルコスト)の最適化を目指していくこととなります。

■BIMを取り巻く社会状況
日本では、人口減少時代を迎える中、労働者の減少を上回って生産性を向上させることで経済成長を実現する「生産性革命」を目指す方策として、BIMの活用が推進されています。様々な場面でBIMを活用することで、生産性の向上、ビッグデータ化、インフラプラットフォームとの連携など、建築物の利用価値の拡大が期待されており、「建築BIM推進会議」(事務局:国土交通省)が2019年6月に設置されたように、BIM活用の動きが官民一体となって加速されています。

これらを受けて確かにBIM活用は進んではいますが、現時点では設計・施工の用途が中心であり、企画や維持管理に積極的に利用されていない現状があります。一方、不動産を所有する企業の施設維持管理部門では、少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少に伴う人材難が課題となっています。経験豊かな施設維持管理者がいる間に人材難の克服のための技術継承やファシリティマネジメント業務の効率化が求められていると言えます。

建築BIM推進会議について:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/kenchikuBIMsuishinkaigi.html

■ミュージアムタワー京橋の統合FMプラットフォームの概要と特長
建物オーナーはオフィスと美術館の複合施設であるミュージアムタワー京橋の建物管理業務の基盤として株式会社FMシステムが提供する「FM-integration」を採用し、維持管理BIMを連携した統合FMプラットフォームによるビルのファシリティマネジメントを実践します。この維持管理BIMは国内最大級のオブジェクト数を有しており、美術館用途での運用は国内初の事例となります。



[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2213/88211/650_294_2024061109404266679d0ae8a75.png

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください