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神奈川県立がんセンター・神奈川県立保健福祉大学・ジェノプラン社との共同研究結果レポート 低糖質食事法と筋力トレーニングは、肥満の遺伝学的リスクスコアの高低に因らず減量に有意

Digital PR Platform / 2024年5月28日 14時0分

■研究計画
• RIZAPのプログラム(低糖質食事法とレジスタンス運動※1)の効果× BMI 関連遺伝学的リスクスコア※4(GRS※5)
• RIZAPプログラムとGRSとの関連を明らかにする → RIZAPプログラムの個別化
• GRSを開始時に検査してRIZAPプログラムを最適化する
┗一環として、プログラム開始時のGRSとBMI、体肪率に基づく包絡分析(DEA)※6を用いた解析
※4 遺伝学的リスクスコア:Akiyama et al. Nat Genet. 2017; 49: 1458-67.に基づく、遺伝子の多座位における変異有無の加重和
※5 GRS:Genetic Risk Scoreの略。肥満や疾病に影響がある遺伝的リスクスコアのこと
※6 DEA:包絡分析法(Data Envelopment Analysis)経営工学分野でよく利用され、意思決定主体の効率性を相対的に評価する分析手法 (Charnes et al. 1978)

■研究結果
 2018年6月から2020年2月までにRIZAPのプログラムを開始した125名のデータが解析可能で、女性が104名(83.2%)でした。平均(標準偏差)の年齢、GRS、プログラム開始時BMI、体脂肪率は、それぞれ 46.5 (9.8)歳、4.5×10-3(0.2)、27.6 (5.5)kg/m2、36.0 (8.8)%でした。プログラム実施前後でのBMI変化率の平均(標準偏差)は-0.1 (0.1)%、体脂肪率変化率の平均(標準偏差)は-0.2 (0.2)%でした。
 RIZAPプログラムの効果とGRSとの関連を解析した結果、GRS が1標準偏差上昇することに対するBMIと体脂肪率の減少率(95%信頼区間)はそれぞれ、-1.18 (-2.85, 0.49)% (P値 = 0.169)、-1.69 (-4.85, 1.47)% (P値 = 0.296)でした。DEAによって計算した効率値が1標準偏差上昇することに対するBMIと体脂肪率の変化率(95%信頼区間)はそれぞれ、3.70 (2.15, 5.25)%, <0.001)、2.69 (-0.45, 5.83)%, (P値 = 0.095)でした。 

[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2574/88746/700_230_20240524141731665022ebe736d.png

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