【独自調査】「国際女性デー」のメディア報道に関する分析を発表
Digital PR Platform / 2024年6月11日 16時31分
国際女性デーに新聞紙面を盛り上げる動きは、フラワーデモや、#MeToo運動などを取材し、男女格差への問題意識を持った女性記者を中心に、近年広がりをみせてきました。今年は1面への掲載、題字の装飾、社説での言及など紙面全体での取り組みが増え、一部の記者だけで孤軍奮闘する状態から変化しつつある様子がうかがえます。
また、「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」が各地方紙で大きく取り上げられているように、数値やデータを用いた記事が目立ちました。「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」は、国際女性デーに関する記事がこの記事のみの媒体でも、1面で掲載されたり、中面で大きく扱われたりしており、国際女性デーの紙面展開に積極的ではない媒体からもこの指数が注目されたと考えられます。
■雑誌
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国際女性デーについて特集掲載があったのは18媒体でした。ジャンル別では、「女性」、「ファッション」、「総合」誌で特集が掲載され、特に『VOGUE JAPAN』、『ELLE Japon』、『Harper's BAZAAR』、『25ans』など、ラグジュアリー系媒体で大型特集が組まれました。
<雑誌掲載一覧>
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『CREA』、『metropolitana』でフェムテック、フェムケアの特集が掲載されています。「総合」誌では女性活躍、働く女性について扱ったものが多く、インタビューや現状分析の記事がメインとなりました。
雑誌はターゲットとする読者層が明確なため、一部の女性、ファッション、総合誌で大きく特集が組まれ、それ以外の雑誌ではほとんど掲載がありませんでした。一方で、特集を組んだ雑誌では、SRHR(Sexual and Reproductive Health and Right・性と生殖に関する健康と権利) や、海外の最新事例、歴史的観点の提示、フェムテックなど幅広い視野と深い知識を得られる内容となっています。
■Webニュース
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