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ESG四半期レポート:2024年第1四半期

Digital PR Platform / 2024年6月4日 16時3分

住宅を例にとると、英国において住宅の順番待ちをしている人々は120万世帯に上ります1。最も需要の多い地域に住宅を建設することで、これらの住民の生活にプラスの影響を与え、彼らの仕事や勉強、健康に寄与する新しい住宅を提供することができます。私たちの投資には、より手頃な価格の住宅や公営住宅の供給、既存の繁華街の改善が含まれます。私たちは、積極的なコミュニティへのエンゲージメントや、よりユニークな用途、新しい住宅、保育所あるいは診療所の提供を通じて、このようなことが実現できると考えています。

これは、英国の国民保健サービスであるNHSの負担軽減による財政節約、高価な仮設住宅と比較した場合のコスト削減、犯罪率の低下、高齢者がより長く自立し介護の必要性を先延ばしにするための支援等、社会的インパクト投資による間接的な社会的利益を考慮する前の話です。英国のシンクタンクである経済ビジネス・リサーチ・センター(CEBR)の最近の報告書では、新たな公営住宅の供給がもたらす間接的な経済効果だけでも314億ポンド2に上ると試算しています。

1:Office of National Statistics, 2021.
2:‘The economic impact of building social housing’, Cebr for Shelter and the National Housing Federation. 2024年2月。

不動産が環境に与える影響の低減

不動産投資家である私たちは、私たちが創造する建物や場所を通じて、社会が環境に与える影響を軽減するユニークな機会を有します。私たちには、取得からエグジットまでの資産運用のライフサイクルを通じて、社会的影響とサステナビリティを統合することで、不動産業界をリードしています。投資、社会的インパクト、脱炭素化の観点から、エネルギー効率の高い住宅を提供することで、財務、インパクト、炭素排出量ネットゼロの目標達成に貢献しています。新しい住宅は既存の住宅と比べ光熱費を削減することで社会的インパクトも生み出すことができます。また、暖かい住宅は、健康状態を改善し、社会的剥奪を減らす経済活動や効果的な学習能力を高めることにつながります。

財務的リターン

住宅、社会インフラ、住宅主導の繁華街再生への投資を通じて、長期的な資本価値と収益成長を通じ、長期的な財務目標の達成を支援するために地域社会にポジティブな成果をもたらすことができると考えます。したがって、地域社会の具体的なニーズを解決するような新しい住宅や再生を実現することには、財務的な動機とインパクトの両方があると考えています。

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