【中部大学】プロトン(H+)と酸化物イオン(O2-)が同時に伝導する新しい安定物質を発見--高効率燃料電池や水と二酸化炭素から燃料を合成できる技術の実現に期待--
Digital PR Platform / 2024年6月13日 20時5分
(注5 eCOCO2)
EUの研究開発プロジェクトCORDISの一つで、電気化学的にH2O(水蒸気)と CO2 から合成ジェット燃料を直接製造する技術開発を行っています。CO2から酸素を、H2Oから水素をプロトン-酸化物イオン混合イオン導電体を用いて引抜き、炭素と水素を直接反応させて、合成ジェット燃料を合成させます。混合イオン導電体としては、BaZr0.8Ce0.1Y0.1O3- αを使用し、450 ℃で稼働することを前提としていますが、作動温度領域において、BaZr0.8Ce0.1Y0.1O3−αのCO2耐性や水和による化学膨張に課題があるものとみられます。
問い合わせ先
【研究内容について】
中部大学理工学部数理・物理サイエンス学科 教授 橋本 真一
電子メール s-hashimoto@isc.chubu.ac.jp
▼本件に関する問い合わせ先
中部大学 学園広報部広報課
TEL:0568-51-7638
メール:cuinfo@office.chubu.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
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