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アストンマーティン  2台のハイパーカーValkyrie LMHで2025年のル・マンに復帰

Digital PR Platform / 2024年6月17日 10時0分

アストンマーティンの耐久モータースポーツ責任者のアダム・カーターは、次のように述べています。「アストンマーティンは、ブランドの草創期から耐久レースに挑戦してきました。実際、初めてル・マンに参戦したのは95年以上も前のことで、これは他の公道走行可能なハイパーカーのメーカーには類をみないことです。私たちはこの素晴らしいイベントとの関係を大変誇りに思っており、そのことを踏まえると、WECの掲げるハイパーカーのコンセプトに真剣に取り組み、誰もが知るアストンマーティンの「翼を備えたマシン」 を、ル・マン24時間レースを含む国際的なスポーツカーレースの最前線に復活させることは当然のことです。2025年には、ワークスチームのHeart of Racingと共に、アストンマーティンのハイパーカーValkyrie AMR-LMH 2台を投入し、世界最高レベルのスポーツカー・メーカーの豪華ラインアップと競い合う予定です。そして、その最前線での戦いに備え、全力で準備を整えています。Valkyrie AMR-LMHプログラムは順調に進んでおり、今夏後半のサーキットデビューに向けた大規模な開発が行われています。その後、秋に予定されているホモロゲーション取得に先立ち、集中的なテスト期間を設けて走行距離を重ね、可能な限りのことを理解する予定です。」

Valkyrie AMR-LMHのシャシーは、レース用に最適化されたカーボンファイバー製であり、もともとValkyrieロードカー用に製造された驚異的なコスワース製自然吸気6.5リッターV12エンジンの改良版を搭載しています。このエンジンは、標準仕様で最高回転数11,000rpmをたたき出し、1,000bhpを超えるパワーを発揮します。このパワーユニットは、ハイパーカー・クラスの重要なバランス・オブ・パフォーマンス要件を取り入れるためにさらに強化され、トップレベルの長距離レースの過酷な条件に耐えるように開発されています。サーキット専用車両であるValkyrie AMR Proと同様に、公道仕様のValkyrieに搭載されているバッテリー・電気ハイブリッドシステムはこのレースカーValkyrie AMR-LMHには搭載されません。

Valkyrie AMR-LMHの開発は順調に進行しており、最近ではアストンマーティンのシルバーストーンのテスト施設とポルトガルのポルティマオ・サーキットで、インテグラルシステムの走行試験が行われました。

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