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5月の炎上分析データ公開!炎上件数、84件(調査対象期間:2024年5月1日~5月31日)

Digital PR Platform / 2024年7月10日 15時29分

また下図のグラフには記述がありませんが、売上高約2.7兆円、従業員数約17万人といった大企業の炎上事案も確認されました。



[画像23]https://digitalpr.jp/simg/2393/91397/700_433_20240710100836668ddf14e6315.png



■分析コメント
ブロガー 徳力基彦 氏

5月の炎上件数は、4月に比べると大幅に減少する結果になったようです。
ただ、炎上件数減少の要因は一般人の炎上発生件数が4月の51件から5月の13件と大幅に減少した点にあり、企業の炎上件数は4月の36件から5月の31件とあまり変わっていない点には注意が必要です。

前年同月比と比較すると、企業の炎上件数は昨年の27件から今年は31件と増えていますし、まだ現時点ではネット環境が炎上しにくい構造に変わったとは考えない方がよいでしょう。

なお、5月にはX上において炎上を拡散する存在として影響力を増している滝沢ガレソ氏が、星野源さんの事務所であるアミューズから名指しで非難される出来事がありました。

根拠に基づかない憶測記事でネットメディアがアクセスを稼ぎ、それをさらに炎上系インフルエンサーが拡散し、それをまたネットメディアが記事化するという「負のスパイラル」が確立してしまっていますが、それに対抗するのは憶測記事や憶測の拡散に対して断固たる否定が必要であることが明らかになった事例でもあると言えます。

特にその後の星野源さんと新垣結衣さんによるラジオでの感情を込めた否定も含めて、今回の憶測報道への対処の仕方は、企業担当者の方々も、是非参考にして頂ければ幸いです。


■(参考)分類基準
1.分類基準(炎上の主体)
抽出したデータは以下の表1に基づき分類しました。

(表1)分類基準(炎上の主体)

[画像24]https://digitalpr.jp/table_img/2393/91397/91397_web_1.png


参考:山口真一(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 准教授):
『ネット炎上の研究「炎上の分類・事例と炎上参加者属性」』、 出版記念公開コロキウム用資料、2016

公に情報を発信する機会の多いメディア関連の法人については、炎上に至る経緯に違いがあるため、他業種の法人と分けて集計を行っております。


2.分類基準(炎上の内容)
抽出したデータは以下の表2に基づき分類しました。

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