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BASFグループ 2024年第2四半期: 特別項目控除前EBITDAは前年同期と同水準、2024年の見通しは変更なし

Digital PR Platform / 2024年7月30日 15時31分

EBITDAは前年同期の19億ユーロに対し、16億ユーロでした。EBITDAにはマイナス3億94百万ユーロの特別項目が含まれています。特別費用は主に、米国における水溶性フィルムフォーム(AFFF)の広域係属訴訟に関連した、いかなる責任も認めない裁判外の和解のための費用、および構造改革措置によるものです。EBIT(営業利益)は5億16百万ユーロで、前年同期を4億58百万ユーロ下回りました。

2024年度第2四半期の1株当たり利益は0.48ユーロでした(前年同期は0.56ユーロ)。特別項目、および無形固定資産償却分調整後の1株当たり利益は0.93ユーロでした(前年同期は0.72ユーロ)。

2024年第2四半期および上半期のキャッシュフローの推移

営業活動によるキャッシュフローは、前年同期を2億28百万ユーロ下回り、20億ユーロとなりました。営業活動によるキャッシュフローから、土地、工場、設備および無形資産に対する支払いを差し引いたフリー・キャッシュフローは、前年同期の9億5百万ユーロに対し、2024年度第2四半期は4億71百万ユーロでした。土地、工場、設備および無形資産に対する支払額の2億7百万ユーロの増加は、主に中国の新フェアブント拠点(統合生産拠点)への投資に関連するものです。

2024年上半期の営業活動によるキャッシュフローは14億ユーロで、前年同期を2億75百万ユーロ上回りました。フリー・キャッシュフローは前年同期のマイナス9億77百万ユーロに対し、マイナス9億86百万ユーロでした。なお、BASFのフリー・キャッシュフローの推移は、アグロソリューション事業セグメントによる季節性が強いことにご留意ください。

2023年と2024年に発表されたコスト削減プログラムの状況

最高財務責任者(CFO)のDr. ディルク・エルバーマンは、現在実施中のコスト削減プログラムに関する最新情報を報告し、「2026年末までに年間21億ユーロのコスト削減を達成するという目標に向け、順調に進んでいます」と述べています。

BASFは2023年2月に発表した対策を実施しています。今年末までに、年間約8億ユーロのコスト削減と、それに伴う約5億50百万ユーロの一時費用を見込んでいます。

また、2024年2月に発表した、ルートヴィッヒスハーフェン拠点に重点を置いたプログラムも順調に進んでいます。2023年に開始したプログラムに加え、ルートヴィッヒスハーフェンでの追加対策により、2026年末までに年間約10億ユーロのコスト削減を実現する予定です。関連する一時費用は約10億ユーロとなる見込みです。

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