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BASFグループ 2024年第2四半期: 特別項目控除前EBITDAは前年同期と同水準、2024年の見通しは変更なし

Digital PR Platform / 2024年7月30日 15時31分

2024年第2四半期 BASF各事業セグメントの業績推移

ケミカル事業セグメントの売上高は前年同期比6.0%増の28億ユーロとなりました。特別項目控除前EBITDAは前年同期比で大幅に増加し、4億44百万ユーロとなりました。石油化学品事業本部は、主に販売量の増加により増益となりました。中国の湛江におけるフェアブント拠点(統合生産拠点)の建設に関連する固定費の増加が、同事業本部の利益の伸びを鈍化させました。化学品中間体事業本部では、とりわけ価格に関連した貢献利益の減少により、特別項目控除前EBITDAが大幅減となりましたが、固定費の若干の減少が相殺効果をもたらしました。

マテリアル事業セグメントの売上高は、前年同期比5.3%減の34億ユーロでした。特別項目控除前EBITDAは4億48百万ユーロで、前年同期をわずかに下回りました。これは主にモノマー事業本部の大幅な減益によるもので、前年同期には一過性の好影響があったためです。パフォーマンスマテリアルズ事業本部では、主に販売量の増加により、特別項目控除前EBITDAが大幅に増加しました。

インダストリアル・ソリューション事業セグメントの売上高は、前年同期比4.8%増の21億ユーロでした。特別項目控除前EBITDAは、主に両事業本部における販売量の増加と固定費の減少により、大幅増の3億20百万ユーロとなりました。特別項目控除前のEBITDAマージンは利益の伸びにより、前年同期の10.1%に対し、14.9%に拡大しました。

サーフェステクノロジー事業セグメントでは、両事業本部とも前年同期比で減収となりました。 売上高は23.4%減の32億ユーロでした。 特別項目控除前EBITDAはわずかに減少し、3億66百万ユーロでした。これは、触媒事業本部における貴金属価格の大幅な下落によるものです。電池材料事業における特別項目控除前EBITDAの増加で、この下落を相殺することはできませんでした。コーティングス事業本部では、特別項目控除前EBITDAがわずかに増加しました。同事業本部では、貢献利益の拡大により、インフレによる固定費の増加を相殺することができました。同事業セグメントの特別項目控除前のEBITDAマージンは、前年同期の8.8%に対し、11.3%となりました。

ニュートリション&ケア事業セグメントの売上高は17億ユーロで、前年同期を2.7%下回りました。特別項目控除前EBITDAは、とりわけ販売量の増加と原材料費の減少により、どちらの事業本部でも前年同期比で増加し、合わせて1億83百万ユーロとなりました。ニュートリション&ヘルス事業本部では、とりわけ定期修繕により、固定費がわずかに増加しました。利益額の推移と同様、同事業セグメントの特別項目控除前のEBITDAマージンは、前年同期の8.2%から11.0%に拡大しました。

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