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デロイト トーマツ、日本で働く女性の職場環境に対する意識調査結果を発表。33%が、無自覚に相手を傷つけるマイクロアグレッションを1年以内に職場で経験

Digital PR Platform / 2024年8月5日 10時19分

図6:ハイブリッド環境での勤務における懸念


[画像6]https://digitalpr.jp/simg/2100/92764/600_406_2024080115573066ab31dabed75.png


また、過去1年間に所属組織がオフィス出社回帰の方針を示したことが与えた影響について、常に出社が義務付けられている女性は、「自身が所属する組織に対してネガティブな感情を抱いた」と回答した割合が30%で最も高く、一定の出社が義務付けられている女性が同回答をした割合(6%)を24ポイント上回りました(図7)。

図7:組織によるオフィス出社回帰の方針が与えた影響


[画像7]https://digitalpr.jp/simg/2100/92764/650_443_2024080115573166ab31db2862c.png


■社会環境の変化および、働く女性の意識変化をより反映した施策を推進する必要性が増している
今回の調査では、マイクロアグレッションなどのエクスクルーシブな行動に対する働く女性たちの感度が高くなっていることが明らかになりました。また、女性活躍推進に関する組織の対応をシビアに評価していることも分かりました。組織が女性活躍推進などに取り組んでいたとしても、実際に組織で働いている女性からすると取り組みのレベルやスピードが不十分である可能性があります。組織が人的資本経営を通じて競争力の向上を目指す上で、今まで以上に、働く多様な当事者との対話を重視し、意見をより反映させた施策を推進していく必要があります。
さらに今回の調査では、所属組織によるオフィス出社回帰の方針がネガティブな感情を所属組織そのものに抱く結果に繋がっていることも明らかになりました。コロナ禍において定着したフレキシブルな働き方は、多様なメンバーの就業を後押ししてきた側面を持っています。今後も多くの組織がオフィス出社回帰の方針を選択することが予想されますが、出社が必要なタイミングを柔軟にする、勤務時間を調整できるようにするなど、組織が新たな「働きやすさ」を模索し、改善していく必要性が示唆されています。

詳細につきましては下記リンク先よりレポートをご確認ください。
レポート本文はこちら
https://www2.deloitte.com/content/dam/Deloitte/jp/Documents/about-deloitte/group-diversity/jp-dei-women-at-work-2024-jp.pdf
グローバル全体のレポートはこちら
https://www.deloitte.com/global/en/issues/work/content/women-at-work-global-outlook.html

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