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AWS、日本企業のAI利用に伴うワークロードの温室効果ガス排出量削減に貢献

Digital PR Platform / 2024年8月27日 15時50分

AWS のインフラストラクチャ全体でのエネルギー効率の向上
配電から冷却技術まで、AWS のインフラストラクチャはエンジニアリングにおけるイノベーションを通じて、できるだけピークに近いエネルギー効率での運用が可能です。AWS は、リソースの使用を最適化することで、アイドリング容量を最小限に抑え、インフラストラクチャの効率を改善し続けています。例えば、AWS ではデータセンターの設計の際、中央に大型の無停電電源装置(UPS)を配置する代わりに小型のバッテリーパックを利用して、ラックごとにカスタム電源を設置することで、電力効率を改善するだけでなく、可用性も向上させました。電力は、電圧が変わったり、交流から直流、あるいはその逆の変換の度に、その過程でいくらかの電力が失われます。UPS を排除することにより、AWS はこうした変換を減らすことができます。さらに、ラックの電源供給を最適化したことで、ここでの最終的な変換による電力のロスも低減し、こうした変更を合わせると電力変換時のロスはおよそ 35% 削減されます。

サーバー機器に電力を供給した後、AWS のデータセンターにおいて最もエネルギーを使用するリソースの1つとなるのが冷却です。AWS は効率性を高めるために、場所や時期に応じて、自由空冷をはじめとするさまざまな冷却技術に加えて、リアルタイムデータを用いて気象状況に適応しています。このような革新的な冷却に関する取り組みは、運用規模の小さな一般的なオンプレミスのデータセンターではより困難になります。AWS の最新のデータセンター設計は、最適化された空冷ソリューションが液冷機能と併せてシームレスに統合されており、NVIDIA のGrace Blackwell Superchip のような最も強力な AI チップセットに対応できるようになっています。このような柔軟なマルチモーダル冷却設計により、従来のワークロードとAIモデルのいずれを実行する場合であっても、最大限のパフォーマンスと効率性を引き出すことが可能です。

日本国内最大の再生可能エネルギー購入企業
今回の調査結果から、日本における AWS のカーボンフリーエネルギーの追加調達が、計算負荷の高いワークロードの温室効果ガスの排出を 31% 削減することに貢献していることがわかります。AWSは、2040年までに事業全体で温室効果ガスの排出量実質ゼロを達成するというAmazon のコミットメントに足並みを揃える形で、グローバルインフラストラクチャに必要な電力の100%カーボンフリーエネルギーへの移行を迅速に進めています。Amazon は世界中で 500件を超える太陽光発電と風力発電プロジェクトに数十億ドルを投資し、Amazon 全体において、事業活動で使用する電力量と同等の電力を、2030年までに100% 再生可能エネルギーで確保するという目標を、2023 年に 7 年前倒しして達成しました。

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