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東北⼤学×NTT 社会や地域の課題解決に向けた分野横断型共同研究を開始 〜リモートワールド・ロボティクス・超感覚における人間・社会拡張を通じ、多様な社会課題を解決〜

Digital PR Platform / 2024年8月30日 12時10分

②共同研究の体制
本共同研究では、東北大学の7つの研究組織、NTTは7つの研究所が参加した共同研究を実施します(図2)。
■東北大学
・国際放射光イノベーション・スマート研究センター
・サイバーサイエンスセンター
・サイバー&リアルICT学融合研究センター
・工学研究科
・災害科学国際研究所
・電気通信研究所
・東北大学病院

■NTT
・NTT人間情報研究所
・NTTネットワークサービスシステム研究所
・NTTアクセスサービスシステム研究所
・NTT宇宙環境エネルギー研究所
・NTT先端集積デバイス研究所
・NTTコミュニケーション科学基礎研究所
・NTT物性科学基礎研究所


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2341/94042/600_364_2024082814433366ceb905d7f24.JPG


4.今後の展開
 共同研究では3年間実施します。テーマAは早期の社会実装をめざし事業会社と連携したPoC(Proof of Concept:概念実証)を来年度より実施するとともに3年目にはトライアルと通しビジネスモデルを検討してまいります。テーマBは初年度技能遠隔学習プラットフォームの基礎検討を行い、2年目は技術検証とともにトライアル環境の構築を行い、3年目にはトライアルを行いたいと思っております。またテーマCでは初年度の基礎検討、2年目の技術検証、デモ環境を通して3年目にはナノの世界を体験できる新しい世界観のトライアルを実施するとともに技術要件をまとめたいと考えています。各テーマはそれぞれ人材・技術を連携させることで、より社会や地域に貢献できる研究となるよう取り組んでまいります。
 東北大学とNTTは、東北大学の強みとNTTの人間拡張技術とIOWNとを融合させた新たな価値を創出し社会や地域の課題を解決に貢献します。

【用語解説】
※1 ナノテラス とは、宮城県仙台市青葉区の東北大学青葉山新キャンパスにある放射光施設である。正式名称は3GeV高輝度放射光施設であり、東北放射光施設計画として計画が始まり、2024年4月1日に運用開始した。特定先端大型研究施設の共用の促進に関する法律に云う特定放射光施設である。https://nanoterasu.jp/
※2 IOWN (Innovative Optical and Wireless Network)構想とは、革新的な技術によりこれまでのインフラの限界を超え、あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、多様性を受容できる豊かな社会を創るため、光を中心とした革新的技術を活用した高速大容量通信、膨大な計算リソース等を提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想です。2024年の仕様確定、2030年の実現をめざして、研究開発を始めています。
※3 https://group.ntt/jp/newsrelease/2018/08/28/180828a.html
※4 https://group.ntt/jp/newsrelease/2021/11/16/211116c.html
※5 IRIDeS  International Research Institute of Disaster Science 東北大学災害科学国際研究所
※6 AI(artificial intelligence:人工知能)、AR(Augmented Reality:拡張現実)、Assistive Robot(介護・ヘルスケア分野における人間支援/人間機能拡張ロボット)

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