1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

アストンマーティンVANQUISH 頂点に君臨するアイコンの帰還

Digital PR Platform / 2024年9月3日 10時0分

これらのハイライトのいくつかを詳細に見ていくと、新型V12エンジンのパフォーマンス向上のために搭載された、最高速度を高めた(+15%)低慣性のターボチャージャーはエキゾーストで増えたエネルギーを活用し、エンジンへの空気流量を増やします。新しい燃料インジェクターは流量が10%拡大し、排出量目標をクリアしながらのピーク出力を可能にします。

この最新世代のツインターボV12エンジンのレスポンスとパワーをかつてないほどまでに高めるため、Vanquishでは新たにブースト・リザーブ機能も採用されました。この新技術は出力アップに対するレスポンスをさらに高め、特にオーバーテイク時やダイナミックな運転で力を発揮します。

ブースト・リザーブは、いかなるパーシャルスロットル開度でも、通常必要とされるターボブースト圧より高く圧力を高めておき、フルスロットルが必要となった場合にすぐに応答できるようにします。具体的には、パーシャルスロットル時にドライバーには感知されずに(吸気の流量を制限するための)スロットルのフラップの位置と(吸気圧力の微調整用の)ターボのインテリジェント・ウェイストゲートを、ドライバーの求めに応じられるように調整します。ドライバーがフルパワー、フルトルクを要求すると、スロットルは蓄積されたブースト圧を解放し即時のレスポンスを実現します。

アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1®チームのテクニカル・パートナーであるValvolineが提供するVanquish用の最新高性能エンジンオイルも、さらなるパフォーマンス向上に貢献しています。このエンジン潤滑油は全合成油で熱放出率が50%高く、より大きくなったエンジンオイル・クーラーを流れる際に最適な温度に保たれるため、常に最適なエンジン油圧を維持します。

アストンマーティンのフロントエンジンV12スポーツカーとしては初めて、かの有名なZF8速ATとエレクトロニック・リアLSD(E-diff)の組み合わせも採用されました。E-diffはESP(横滑り防止装置)に統合されて車の動的挙動に直接つながっているため、ホイールのスリップにリアアクスル全体で対応し、あらゆるコンディション下でトラクションを最適化することができます。

E-diffは従来の機械式LSDとは異なり、フルオープンから100%ロックまで135ミリ秒で移行できます。最新のESP技術と組み合わせることで動的能力が大幅に向上するため、低中速のコーナリングでの敏捷性が高まると同時に、オーバーステア時や高速でのレーン変更時のコントロールも強化されます。こうしてE-diffはVanquishの動的特性にとって極めて重要な要素となっており、タイトなコーナーではステアリングの動きに対してより強い旋回で応えて車を「縮め」ながら、高速でカーブを駆け抜けるときには確実な安定性と落ち着きをもたらします。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください