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旭化成ホームズ、積水ハウス、大和ハウス工業3社協働 在来樹種の都市緑化でネイチャー・ポジティブの実効性とシナジーを実証

Digital PR Platform / 2024年9月4日 14時28分

■琉球大学理学部 教授、シンク・ネイチャーCEO 久保田康裕 氏 コメント
 不動産・ハウスメーカーの植栽事業の情報、すなわち「いつ、どこに、どのような種類の樹木を何本植栽したのか?」は、“緑化会計“と言える。今回の3社統合分析は、緑化会計に関するデータ分析であり、緑化の事業資産がもたらした“生物多様性再生への貢献度“を、定量評価している。本分析プロジェクトは、複数企業の植栽事業のネイチャー・ポジティブ効果を可視化することが社会的シグナルとなりうる、世界で初めてのケースだろう。これにより、さらなる企業を巻き込んだ集団的アクションが促され、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」のターゲット12「都市の緑地親水空間の確保」へ寄与することを期待したい。同時に、不動産住宅建設ビジネスにおいて、生物多様性が新たな価値基準となり、アーバンネイチャーポジティブの文脈で、業界全体として高付加価値される状況、新たなビジネス機会の創出を期待したい。

■旭化成ホームズの「まちもり」について
 「まちもり」は、静岡県富士市の旭化成(株)支社内の工場跡地で2007年から取り組んでいる「あさひ・いのちの森」で得られた植生の知見を活用し、住宅の外構計画向けに独自開発した植栽手法です。高木・中木・低木・地被植物という高さの異なる植栽を組み合わせ、ファサード側に植えることにより、豊かな街並みへの貢献と鳥や昆虫などの多様な生き物が訪れる事を目指しています。「まちもり」を搭載した住宅やマンションと、街中にある街路樹や公園などの緑とが繋がることで、より豊かな生態系が育まれ、地域一帯の「エコロジカル・ネットワーク」を形成し、都市の生物多様性保全の活動を推進しています。
まちもり みどり豊かなくらしは生き物にもやさしい
https://www.hebel-haus.com/brand/sustainablestory/machimori/index.html/




[画像4]https://digitalpr.jp/simg/2677/94400/350_224_2024090411432066d7c9483397d.png





■積水ハウスの「5本の樹」計画について
 「5本の樹」計画は、当社が 2001 年から生物多様性保全の取り組みとして、お客様のご協力のもと、生態系に配慮した造園緑化事業として開始したプロジェクトです。“3 本は鳥のために、2 本は蝶のために”という思いを込め、その地域の気候風土にあった在来樹種を中心とした庭づくり・まちづくりを提案しています。事業開始からの累積植栽本数は2,000万本を達成しました。
 2021年には、生物多様性保全効果の実効性を、樹木本数・樹種・位置データと生物多様性ビッグデータを用いて、世界で初めて都市の生物多様性の定量評価の仕組みを構築し、「ネイチャー・ポジティブ方法論」として公開しました。
積水ハウスの「5本の樹」計画
https://www.sekisuihouse.co.jp/gohon_sp/

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