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【国連食糧農業機関のプロジェクトとして開発・実施】「THE SDGs アクションカードゲームX(クロス)」ブータン版が完成。8月12日ブータンで行われた「National Youth Symposium」で体験会を開催--金沢工業大学

Digital PR Platform / 2024年9月5日 14時5分

【国連食糧農業機関のプロジェクトとして開発・実施】「THE SDGs アクションカードゲームX(クロス)」ブータン版が完成。8月12日ブータンで行われた「National Youth Symposium」で体験会を開催--金沢工業大学



金沢工業大学SDGs推進センター(センター所長 平本 督太郎 経営情報学科教授)は、SDGsに関するゲーミフィケーション教材「THE SDGs アクションカードゲームX(クロス)」のSustainable Bhutan Version(以下「ブータン版X(クロス)」)の開発プロジェクトに取り組み、本年8月に完成しました。




当開発プロジェクトは国連の専門機関の一つである国連食糧農業機関(FAO)本部と金沢工業大学が契約を締結した2023年12月から始まりました。

FAOが資金的・技術的な後方支援を行い、金沢工業大学が2018年に開発したカードゲーム「THE SDGs アクションカードゲームX(クロス)」を応用してヒマラヤ山脈地域の農業食料システムの変革に焦点を当てたゲームを制作すること。そして制作したゲームは、ブータンで開催されるユース会議で発表することを内容としていました。

完成したブータン版X(クロス)は8月12日の国際青少年デー(International Youth Day)にあわせてブータンで開催されたFAOとブータン農業省共催の「National Youth Symposium」初日に体験会が行われ、ブータンのワールド・フード・フォーラムのユースメンバーなど100人が参加。好評を博しました。

金沢工業大学SDGs推進センターでは今後、ブータンのユースメンバーにオンラインでファシリテーター研修を実施。ブータンユースメンバーが主体となって、ブータン版X(クロス)をブータン国内に展開していく予定です。

ブータン版X(クロス)開発プロジェクトについて
ブータン版X(クロス)の開発は金沢工業大学SDGs推進センターの平本 督太郎所長が統括責任者となり、金沢工業大学の大学院生・学生6名と研究員1名、職員1名、および金沢工業大学経営情報学科卒業生で慶應義塾大学大学院に在学中の学生2名と研究員1名の計12 名が携わりました。
FAOブータン国事務所、ブータンのワールド・フード・フォーラムユースメンバー(World Food Forum Bhutan Chapter)と共に、カードの内容やデザインなどについて定期的にオンラインミーティングを実施。ブータンの食料・農業事情についての文献調査と情報共有をもとに話し合いを重ね、8月に完成しました。

[ブータン版X(クロス)開発プロジェクトメンバー]
●プロジェクト統括責任者 平本 督太郎教授(金沢工業大学SDGs推進センター所長)
●金沢工業大学
・島田颯稀さん(応用バイオ学科3年) SDGs Global Youth Innovators代表
・直江海翔さん(経営情報学科3年) SDGs Global Youth Innovators副代表
 ほか応用バイオ学科(3年1名)、応用化学科(3年1名)、大学院ビジネスアーキテクト専攻(修士課程2年1名、1年1名)の4名
・島田高行さん(金沢工業大学SDGs推進センター研究員)
・薮内一葉さん(金沢工業大学SDGs推進センター職員)

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