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【東芝】京都大学・東芝・Wellmiraが共同研究を開始 AI健康アプリを活用した「遺伝情報を踏まえた減塩指導」の効果を検証

Digital PR Platform / 2024年9月10日 15時41分

■研究テーマ
 高血圧傾向の方に対する遺伝情報を活用したAI健康アプリの介入効果に関するランダム化比較(*4)

■介入期間
 2024年9月17日~2024年12月16日

■研究方法
 ランダム化比較試験

■調査方法と3者の役割
 東芝は、同意が得られた従業員からゲノムデータおよび過去10年以上のヘルスデータ(健康診断、問診結果、レセプトデータ)を収集・蓄積した1.5万人を超える企業コホートを保有しています。今般3者は、企業コホート登録者のうち、本研究に同意した従業員(約300名を予定)を対象に調査を実施します。条件を変えて比較し、効果を検証するため、参加者を、介入群、対象群①、対象群②の3つに分けます。介入群に対しては食塩感受性遺伝子型を有することを告知した上で、Wellmiraが提供するAI健康アプリ「カロママ プラス」に食事内容を記録してもらい、AIによるアドバイスや、減塩や食塩感受性遺伝子型に関するコラムやクイズを配信します。対象群①・②に対しては遺伝情報の告知は行わず、対象群①は食事内容をアプリに記録しますが、アドバイスやコラムなどの配信はなく、対象群②はアプリを使用しません。3ヵ月間の調査で得られたデータや参加者の健康診断結果などの情報について、京都大学が研究機関としての医学的知見を生かし、解析・分析を行います。



[画像1]https://digitalpr.jp/simg/1398/94733/700_511_2024091015213666dfe570e0174.png


図1 共同研究の流れ

(*1)介入:研究目的で、人の健康に関する様々な事象に影響を与える要因の有無または程度を制御する行為。
(*2)Hunt et al., 1998; Norat et al., 2008
(*3)食塩感受性遺伝子型:食塩感受性(食塩摂取量に応じて血圧が変動しやすい体質)に影響を与える遺伝的多型。
(*4)ランダム化比較:研究の対象者を2つ以上のグループにランダムに分け、治療法などの効果を検証すること。


■AI健康アプリ「カロママ プラス」とは
企業・健保・自治体などの健康経営、スポーツクラブ会員の健康管理をサポートするAI健康アドバイスアプリです。ダイエットや健康維持、メタボ対策、低栄養対策などを目的に、バイタルデータや健康診断データ、食事・運動・睡眠などのライフログをもとに、AIが具体的で実践的なアドバイスを提供します。ランキング機能やポイントインセンティブといったアプリ利用継続のための仕組みも充実しています。
URL:https://calomama.com/

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