1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

大阪大学公式クラウドファンディング(大阪大学×近畿大学 コラボプロジェクト) 腹部大動脈瘤の治療薬創出を目指して! ―「腹部大動脈瘤患者に対する世界初のトリカプリン投与試験」にご支援を ―

Digital PR Platform / 2024年9月10日 14時5分

【皆さまのご支援が必要です】
本研究チームは、阪大病院の大勢のスタッフに支えて頂いておりますが、メインで研究を進めていく当研究室の人員や資金はとても限られており、今後も臨床試験を続けていくことや、研究の規模を発展させていくことが難しい状況です。
皆様からのご支援があれば、今後の臨床試験に参加できる人数を増やす、規模を広げる、プラセボ(有効成分を含まない偽薬)を飲む方を試験に含めてデータの質を高める等ができます。また、血液の詳細な分析を行ったり、より専門的・先進的な画像解析を外部に委託して質の高いデータを取ることにより、試験の結果次第では創薬へのスピードを加速させ、腹部大動脈瘤で苦しむ患者さん達の治療により早く結び付けることができるかもしれません。他にもこの試験に関する論文投稿費用や研究用機材の調達、研究に関する情報発信にも資金が必要です。必要な金額300万円を目標にご寄付を募集させて頂きます。クラウドファンディング実施期間は2024年9月9日(月)~10月31日(木)の8週間です。
我々の力だけではこの研究を大きく育てることはできません。皆さまの一人一人のご寄付が、この研究に大きな進展をもたらし、腹部大動脈瘤で苦しむ多くの患者さんを救う力となる可能性があります。

【研究責任医師からのメッセージ】
樺敬人(かんばたかひと) 大阪大学医学部附属病院 循環器内科/中性脂肪学共同研究講座
腹部大動脈瘤は、患者さんにとっても医療従事者にとっても厄介な病気です。私は臨床で腹部大動脈瘤患者さんを診察する度に、内科医としてできることがあまりに少なくずっと歯がゆさを感じていました。偶然出会ったトリカプリンの動物実験で腹部大動脈瘤が縮んでいるのを見て、とても衝撃を受けたことを良く覚えています。これがヒトにも同じ効果があれば、患者さん達は破裂の恐怖から少しでも解放され安心できるのではないかと思い、この研究を計画しました。動物実験の結果とヒトの結果が異なることはよく経験されますが、この研究のモデルとなった動物実験の腹部大動脈瘤は、ヒト腹部大動脈瘤と組織学的によく似ていることも、効果を期待させる要因の1つです。この研究を達成・発展させるために、皆様のご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。皆様のご支援が、この夢を実現する力になります。

【共同研究者からのメッセージ】
財満信宏(ざいまのぶひろ) 近畿大学農学部応用生命化学科 応用細胞生物学研究室 教授
これまで、腹部大動脈瘤の予防・治療法の確立を目指した基礎研究を行う中で、様々な成分の効果を研究してきましたが、トリカプリンは別格のレベルの効果が観察され、腹部大動脈瘤の進行抑制や治療効果が示されました。基礎研究と同じ結果がそのままヒトでも示されるかどうかはわかりませんが、この疾患で悩んでおられる方のご不安が少しでも和らぐような結果になることを祈っております。
潤沢に予算があるわけではない綱渡りのような状態の中で、様々な方々のご協力をいただいて研究をなんとか進めている状況です。今後の研究を安定的に進めるために、皆様のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください