1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

大阪大学公式クラウドファンディング(大阪大学×近畿大学 コラボプロジェクト) 腹部大動脈瘤の治療薬創出を目指して! ―「腹部大動脈瘤患者に対する世界初のトリカプリン投与試験」にご支援を ―

Digital PR Platform / 2024年9月10日 14時5分

【研究を進めてきた学生からのメッセージ】
近畿大学農学部応用生命化学科 応用細胞生物学研究室 学生一同
トリカプリンが腹部大動脈瘤の進展抑制だけでなく、退縮効果を示すことを動物実験で観察した時には大きな衝撃と同時に、治療薬となりうる可能性に希望を持ちました。
基礎研究を行っている私たちは、実際に患者さんと接する機会はほぼありません。ただ、私たちにできることで患者の方々の不安を少しでも希望に変えたい、救いになりたいという思いをもって日々研究を続けています。研究を継続させるためには、皆様のご支援が不可欠です。ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます(東原真代 代表執筆)。

【特記事項】
本臨床試験は、2024年5月17日(金)より大阪大学医学部附属病院循環器内科で開始しました。
研究課題名   :"腹部大動脈瘤患者に対する世界初のトリカプリン投与試験"
英語名     :First-in-Human Abdominal Aortic Aneurysms trial with Tricaprin(F-HAAAT)
臨床試験登録番号:jRCTs051240036
研究責任医師  :樺敬人
所属      :大阪大学医学部附属病院 循環器内科/大阪大学大学院医学系研究科 中性脂肪学共同研究講座

本研究は大阪大学医学部附属病院・臨床研究支援プロジェクトの一環として行われ、近畿大学 農学部応用生命化学科 財満信宏教授、本学医学系研究科 循環器内科学 坂田泰史教授、心臓血管外科 宮川繁教授、放射線統合医学講座 放射線医学教室 富山憲幸教授、医学部附属病院 未来医療開発部らと協力して進めて参ります。

【用語説明】
※1 トリカプリン
体内ですぐにエネルギー源として使用されるため、摂取しても血中の中性脂肪値や血糖値の悪化が起こりづらい。母乳やココナッツミルク、チーズ等に含まれるが、その含有量はごくわずかで腹部大動脈瘤に対して効果が期待できる量が入っていないため、動物実験にはトリカプリンを精製して純度を高めたものが使用された。

【参考URL】
(1)READYFOR腹部大動脈瘤の治療薬創出を目指して!クラウドファンディング
https://readyfor.jp/projects/F-HAAAT
(2)腹部大動脈瘤患者に対する世界初のトリカプリン投与試験を開始-ResOU(osaka-u.ac.jp)
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2024/20240531_2
(3)腹部大動脈瘤の発症を抑制し、縮小させる成分を発見-ResOU(osaka-u.ac.jp)
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2023/20230203_4

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください