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追手門学院大学の高見剛教授らの研究チームがアニオン副格子の回転運動を用いたフッ化物イオン伝導体の創出に初めて成功 ― 全固体フッ化物イオン電池実現に向けて新たな一歩

Digital PR Platform / 2024年9月13日 20時5分

【用語説明】
※1 固体電解質: 電場下でイオンが拡散することのできる固体の総称。蓄電池において、正極・負極の間でイオン輸送を担う役割を果たす。
※2 フッ化物イオン伝導率: フッ化物イオンが伝導種となる場合のイオン伝導率(S cm⁻¹)。
※3 分極率: 原子や分子の電子雲などがもつ電荷分布の相対的な偏りを表す物理量であり、伝導種としては分極率が大きい方が望ましい。
※4 電子化物: 物質の中で電子がアニオン(陰イオン)として特定の位置に固定されて存在する化合物のこと。通常、電子は原子や分子の周りを自由に移動するが、電子化物では電子が特定の場所に固定され、これが物質の特性に大きな影響を与える。
※5 アニオン副格子: ユニットセルの中に存在する局所構造のことで、主にアニオンから形成される。
※6 固相反応法: 出発原料の粒成長を利用し、溶融することなく、固相から直接目的の物質を得る方法である。
※7 中性子回折測定: 中性子線の回折現象を利用して、物質の結晶構造や磁気構造の解析を行う手法である。エックス線に比べ、フッ素など軽元素の検知に有効である。
※8 ニューラルネットワークポテンシャル動力学法: 与えられた原子構造から特定の関数を使ってポテンシャルエネルギーを計算する。この関数は「力場」と呼ばれ、ニューラルネットワーク力場では経験的な知識を使わずに、学習によってゼロから力場を構成する。

(関連記事)
・「全固体フッ化物イオン電池」が切り拓く未来。過熱する次世代電池の開発競争 ― 追手門学院大学のニュース発信サイト「OTEMON VIEW」に掲載(2024.09.11)
 https://www.u-presscenter.jp/article/post-54290.html


▼本件に関する問い合わせ先
追手門学院 広報課
仲西・織田
住所:〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15
TEL:072-641-9590
メール:koho@otemon.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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