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資生堂とNTT、化粧品の触り心地を遠隔・非接触で体験できる技術開発に向けた共同研究を開始 ~両社の強みを活かし一人ひとりの多様なニーズに応え、新たな体験の機会創出をめざす~

Digital PR Platform / 2024年9月18日 11時15分


[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2341/95089/600_229_2024091710203266e8d96010b8b.png


3.今後の展開
 本共同研究は、人間が化粧品基剤に触れた時の触り心地を視覚や聴覚など複数の感覚の視点で探り、最終的には、化粧品基剤の触り心地をさまざまな感覚で再現する感覚インターフェースを実現します。この感覚インターフェースを活用することで、オンライン販売などで実際の商品やテスターに直接触れることが難しい状況でも、生活者が触り心地を体験できる新しい機会を創出します。これにより、一人ひとりの多様なニーズやライフスタイルに合った化粧品の選択や購入が可能になる世界をめざします。

4.各社コメント
株式会社資生堂 東條洋介 エグゼクティブオフィサー チーフテクノロジーオフィサー
 資生堂は2030年ビジョンとして、スキンビューティーを拡張し、生涯を通じて自分らしい健康美を実現する「Personal Beauty Wellness Company」を掲げています。その実現に向け、当社は生活者のニーズの変化や多様化、社会の潮流を敏感に捉え、期待を超える価値の創出を追求しています。本共同研究は、「感覚コミュニケーション」による新たなビューティー体験の創出につながると考えています。この体験が、デジタル化され利便性が上がった社会の裏側で、同時に生活者が感じている孤立感や満たされたいといった気持ちにも応える新しい体験となることを期待しています。今後も、当社の強みである感性科学研究を発展させ革新的な体験創出を加速していきます。

日本電信電話株式会社 木下真吾 執行役員 研究企画部門長 
 NTT は、2023年に新中期経営戦略「New value creation & Sustainability 2027 powered by IOWN」を掲げ、テクノロジーによる新たな価値創造を通じ、人々のWell-beingの向上に努めてまいります。そのためには、従来のデータ中心の情報処理に加え、人々の感性や情動などの深い理解が必要となります。資生堂は「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」を企業使命とする化粧品事業のリーディングカンパニーであり、人々の感性や情動に関して卓越した知見と技術を持っています。今回、資生堂と共通のビジョン実現に向けて、研究開発の連携を行えることを大変嬉しく思います。

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