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【青山学院大学】<地球社会共生学部×青山学院初等部×STEAMS LAB JAPAN>アメリカ発のティンカリング・サマースクールを開催

Digital PR Platform / 2024年9月30日 14時5分

【青山学院大学】<地球社会共生学部×青山学院初等部×STEAMS LAB JAPAN>アメリカ発のティンカリング・サマースクールを開催



2024年8月12日(月・祝)から4日間にわたり、青山学院大学 地球社会共生学部 林拓也教授の企画およびSTEAMS LAB JAPAN株式会社の主催・運営のもと、青山学院初等部にてティンカリング・サマースクールを開催した。
ティンカリング (tinkering)とは、元々は「修理屋」を意味する"tinker"からできた言葉で、身のまわりにあるさまざまなものを、さまざまな道具を使いながら「いじくりまわす」ことを指す。そして近年は、「試行錯誤して課題を解決する」という意味でも使われるようになり、STEAM教育の要素も多く含んでいることや、「いじくりまわす」モノづくり協業体験を通じ、非認知能力を育ませる教育手段としても注目されている。今回は、アメリカから講師のGeverTulley氏と Matt Brocchini氏を招き、ティンカリング・スクール(課題解決型探究授業)を同学院初等部にて開催した。




同大地球社会共生学部では、昨年度に両氏を相模原キャンパスへ招き、学部FDの一環として特別講演会「21世紀の地球社会で生き抜くチカラとは?-米国21世紀型教育の実践現場」を開催。今回は両氏がサンフランシスコで実際に行っているティンカリング・サマースクールを初等部で開催することを計画。STEAMS LAB JAPAN株式会社と、同学院初等部の協力のもと、GeverTulley氏と Matt Brocchini氏を日本に招き、両氏が実際にアメリカ・サンフランシスコで行っているティンカリング・スクール(課題解決型探究授業)のメソッドと運営ノウハウをそのままの形で日本に持ち込み、ティンカリング・サマースクールを開催。計16人の児童が参加した。


■プログラム詳細
ティンカリング・サマースクールは4日間にわたるプログラムで、1日目から3日目まではワーク期間、4日目は発表会というスケジュール。初日ではまず、チョップソー、スクリュードライバーなど危険を伴う工具の安全講習を徹底的に行った。子どもたちは、最初は大きな音や木の焦げる臭いなどを怖がっていたが、危険なものでも適切に安全に使う方法を学べば、自分たちでも扱うことができるのだということが分かり、次第に自分たちの手足のように使いこなすことができるようになった。安全講習を行った後に、Gever氏から今回のスクールでのミッションが発表された。ミッションは、「火星へ行こう(Mission to Mars)」。火星へ行き、そこで暮らすために必要なものを4日間かけて製作するというもの。子どもたちからアイデアを募り、最終的に「火星へ行くための乗り物」、「火星に住むための家」、「火星で暮らすための食糧を栽培・養殖する循環型農園」、そして「宇宙服」の4つを製作することが決まった。いずれも一人の力では完成させることができない、大がかりなもの。どれを製作するかどうかは、子どもたちの判断に任せられた。また、ワーク期間の途中で別の製作チームへ加わることも自由だった。ミッション達成までのプロセスは、全て子どもたち自身の意思と決定に委ねられていた。

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