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PwCコンサルティング、宇宙分野の包括レポートを公表

Digital PR Platform / 2024年10月4日 10時0分

※本レポートは、PwCとそのグローバル戦略コンサルティング部門であるStrategy&が協力して制作し、2024年に発表した『Main Trends & Challenges in the Space Sector 4th』の日本語版です。英語の原文と翻訳内容に相違がある場合には原文が優先されます。

(2)宇宙分野の複雑性を踏まえたPwCコンサルティングの取り組み

宇宙分野は、モノづくりから宇宙を利用したサービスまで多層的なバリューチェーンで構成されており、そのバリューチェーンから生み出される成果やインパクトは、社会・経済・科学など、多岐にわたる領域に影響を与えています。そうした成果・インパクトが期待される一方で、宇宙環境の持続性への懸念、地政学的な情勢の変化によるサプライチェーンの分断など、政策・規制・ガバナンスなどとの密接なかかわりも示唆されています。
PwCコンサルティングでは、宇宙分野におけるこのような多面的・多層的な課題に対し、課題の構造を的確に捉えるとともに、産官学の多様なステークホルダを巻き込み、複数の専門人材が力をあわせて課題解決に向けて協働することが重要と捉えています。また、こうした宇宙分野の複雑性に対応するために「アーキテクチャ」という視点・考え方に着目しています。
2024年3月には、システム・アーキテクチャに関して日本における第一人者である慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の白坂成功教授と当社にて鼎談を行い、「アーキテクチャ」の視点・考え方を推進していくことが、宇宙分野における課題解決にとって重要であることを再認識しています。
今後も、PwCコンサルティングでは「アーキテクチャ」の視点・考え方について、宇宙分野だけでなく、地上の様々な課題にも適用できるよう検討を深める予定です。

〈鼎談記事〉
https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/column/space-business-dialogue/system-architecture.html

■ PwCコンサルティング 渡邊敏康 執行役員パートナー 宇宙・空間産業推進室責任者のコメント
PwCグローバルネットワークでは、宇宙分野における政策・技術ロードマップの策定、市場評価、財務・技術・商業デューデリジェンス、経済性評価などを通じて官民の事業体を支援しています。日本のPwCコンサルティングにおいても、2024年2月にさまざまな専門人材を結集させた横断組織「宇宙・空間産業推進室」を立ち上げ、国際機関や国内官公庁、研究機関、民間企業などに対して、宇宙政策からR&D戦略、社会実証、新規事業に至るまで、さまざまな支援実績を生み出しています。
今回、日本語版として公表したレポートは、宇宙分野に精通した専門家だけでなく、新たな市場参入を考える方々にも有益な情報となることを期待しています。また、本レポートを通じて、地域や産業間の連携や構造変革が起きつつあることを実感いただけるのではないかと考えています。
PwCコンサルティングでは、宇宙分野における複雑かつ多層的な問題の解決に向けて、地球上の様々な社会システムをアーキテクチャの視座・視点で捉え、様々なテーマ・産業に応用していきます。今後も、宇宙分野の特殊性を踏まえながら、情報発信や事業間連携、各クライアントの要望に応じた支援などを進めることで、日本の宇宙・空間産業の発展に貢献していきたいと考えています。

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