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才能あるデザイナーやアーティストの発掘・支援・コラボレーションを目指した デザインとアートのコンペティション 「TOKYO MIDTOWN AWARD 2024」結果発表

Digital PR Platform / 2024年10月10日 17時30分

【写真上段左】
作品名:《灯台と小さな天体》
入選者:一條遥貴

【写真上段中央】
作品名:《循環印》
入選者:小松崎慎梧

【写真上段右】
作品名:《MapCup》
入選者:中村 綾

【写真下段左】
作品名:《toki-shirube》
入選者:Baumkuchen/栗本真亜人・稲葉 巧・西門 亮

【写真下段右】
作品名:《ゆっくりドリル》
入選者:藤森朝子

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TOKYO MIDTOWN AWARD 2024 デザインコンペ審査員総評
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◆総括
「とき(時)」「モノからコトへ、コトからトキへ。――」というテーマと付随するステイトメントは、審査員と主催者の協議によりつくりあげていきました。社会においてデザインが担う領域がますます広がっている背景から、ジャンルレスなアワードであるというメッセージを前面に提示したこともあり、多様な作品案が集まりました。個人の体験を基に着想したアイデアや、パーソナルな問題解決を念頭に置いた作品案が、上位に残った印象です。二次審査では、模型の仕上がり、プレゼンテーションの質ともに高い水準にあり、現役クリエイターの製作力・提案力の強靭さを垣間見ることができました。また、審査員の鋭い質問に対し真摯に応えるプレゼンターの姿に心打たれる瞬間も多くありました。

◆審査員総評
・倉本 仁(プロダクトデザイナー)
プロダクト、グラフィック、空間からサービス提案に至るまで様々なジャンルの提案が一堂に会し、多種多様なアイデアが提案されました。「とき(時)」に対するアイデアも様々な視点をもとに展開されており、ジャンルと視点の二つが掛け合わさってかなりの総数の、発想・思想が集まっていたなという印象です。審査員から評価された応募作は特に素晴らしい提案力を持っており、ジャンルの違うそれぞれの審査員を一様に唸らせていたように感じました。注目を集め、しっかりと納得させられる力を持った作品がグランプリや優秀賞に選出されました。

・篠原ともえ (デザイナー/アーティスト)
私は審査時に、デザインだけではなく応募者の「想い」そのものを見つけ出そうとします。特にプレゼンテーションでは、長く続けてきたこと、または原体験に基づいたものづくりが垣間見えたとき、歓喜するのです。応募者の皆さん、是非今後も個性をデザインに活かし、自信を持って参加してください。これからもデザイナー自身の個性が光り社会へとつながるクリエーションに出会えますことを楽しみにしています。

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