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才能あるデザイナーやアーティストの発掘・支援・コラボレーションを目指した デザインとアートのコンペティション 「TOKYO MIDTOWN AWARD 2024」結果発表

Digital PR Platform / 2024年10月10日 17時30分

・菅野 薫 (クリエーティブディレクター/クリエーティブテクノロジスト)
プレゼン力がある才能は、自分で社会に出ていく可能性が高い。むしろ「丁寧に観察して、色々考えているんだけど、それをうまく伝えられない人」を審査員が審査の過程で見つけて、議論して、世の中に出る手助けをするということが、アワードの最も重要な役割のひとつだと感じています。プレゼン力だけで勝って欲しくない。今回の受賞作に関しても、過剰に言語化したり自己言及していなかったですが、実際はディテールの作り込みがすごい。そういうアイデアと才能を選ぶことができて本当によかったと思っています。

・中村拓志 (建築家)
今年も生き方を問うような質の高い作品が揃った。金利や賃金労働といった時計仕掛けの社会構造故に、商品は消費者の時間の節約を目指す。我々は何か大切なことのために時間を貯めていたはずなのに、ただ安価な商品を使い捨て、分刻みの毎日が挨拶や余韻といった、人間のための「とき(時)」を圧縮していないか。そんな問題意識の作品の一方、現代の時間の価値観を超えた、長い時のデザインも社会変革として印象的だった。また、建築家としては、時間を空間と身体に結びつけ、いまここにしかない主観的な「とき(時)」の作品にも可能性を感じた。

・山田 遊 (バイヤー)
二次審査に進むにあたり、皆さんがとても頑張られて、短期間で大幅に完成度の上がった提案をされたことを、非常に好意的に捉えています。興味深かったのは「とき(時)」というテーマの影響か、それぞれの捉え方、個人の体験や記憶といったものが強く込められていたことです。パーソナルな想いを素直にぶつけてきてくれたことで、どの提案も審査員である我々を含む受け手のシンパシーに響くようなものでした。グランプリ、優秀賞、他のファイナリストの作品にも、それぞれ心当たりのあるような学びや気付きがあり、とても良い審査の時間でした。

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TOKYO MIDTOWN AWARD 2024 アートコンペ受賞作品一覧
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■グランプリ(1点)


[画像13]https://digitalpr.jp/simg/1579/96517/500_334_202410081101486704928cbab8d.JPG

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