PagerDuty、システム障害による損害リスクと対応実態の調査結果を発表
Digital PR Platform / 2024年10月29日 12時0分
迅速な修復ができないことで増大する被害コスト
日本のITリーダーは、インシデントに起因するシステムダウンタイムのコストを1分あたり74万円、1時間換算だと4,440万円と見積もっています。一方、障害の発生から解決までに要した平均的な対応時間(平均修復時間/MTTR)は6時間12分(372分)もかかっていることがわかりました。日本企業は過去12ヶ月間に平均19件の重大インシデントを経験していることを考慮すると、サービス停止など重大なインシデントが発生した際の累積コストは1企業あたり年間52億円にのぼると推定されます。特に、平均修復時間/MTTRはグローバルのそれと比較した場合、2倍以上の時間を要することがわかりました。
グローバルと比較し「インシデント対応は経営課題」との認識が薄い日本:急がれるインシデント対応への投資
日本における平均修復時間/MTTR(372分)、グローバル(175分)という結果から、日本は2倍以上の時間を要しています。これにより日本における重大インシデント発生時の累積コスト(年間)で52億円、グローバルでは28億円という大きな違いがでています。平均修復時間/MTTRから起因する被害コストの違いの大きな要因として、日本企業はグローバルと比較して、システム障害対応に十分な投資をしていないことが挙げられます。これには、インシデント対応の多くのタスクが自動化されておらず、マニュアル対応していることも含まれます。
グローバルでシステム障害対応ツールに十分な投資をしていると回答したITリーダーは46%いるのに対し、日本では12%でした。また、エンドツーエンドのシステム障害対応の自動化を進めていると回答した割合はグローバルで38%、日本では10%と、日本企業はインシデント対応に十分な投資をしておらず、結果として、グローバルの被害コスト平均よりも2倍近い被害コストが発生しています。
「システム障害対応ツールに十分な投資をしている」
[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2510/97874/600_192_20241028184901671f5e0d9dbd4.png
「エンドツーエンドのシステム障害対応の自動化を進めている」
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