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よりよい未来に向け活動するエンジニアたち:アウディ環境財団、15年の活動を振り返る

Digital PR Platform / 2024年11月5日 15時13分

アウディ環境財団の初期の活動は、種の保存や生物多様性の保護に向けた小規模な地域プロジェクトが中心でしたが、現在はバイエルン州やドイツを越える範囲にまで拡大しています。

アウディ環境財団は、環境保護や技術を用いた解決策の研究に取り組む世界中の大学や非営利団体などのパートナーと協力しています。アウディ環境財団は「グリーン」と「イノベーション」を融合した「グリーンノベーション」という言葉を生み出し、革新的技術と環境保護の相互作用を表現しています。

事例の一つが、アーバンフィルターです。このプロジェクトでは、財団がベルリン工科大学と協力して、最新のインテリジェントフィルターモジュールを開発し、雨水排水溝用のフィルターを作成しました。アーバンフィルターは、タイヤ摩耗粉、タバコの吸い殻、清掃時のゴミ、コーヒーカップのふたなど、環境に有害な物質が下水道や水域に流れ込むのを防ぐ役割を果たします。実験室のテストでは、大雨時でもフィルターが非常に効果的であることが確認されています。

グリーンスタートアップNunamの共同創設者 プロディップ チャッタジー(Prodip Chatterjee)は、二次利用バッテリーに関する研究プロジェクトの成功事例を発表しました。2019年に始まったこの協力関係では、廃棄されたノートパソコンのバッテリーを小型のパワーバンクとして再利用しました。さらに、アウディの電動プロトタイプから取り外された使用済みバッテリーモジュールを利用することにより、大型の二次利用バッテリーソリューションも実現しました。そして2023年後半には、Nunamが二次利用バッテリーによる充電ステーションを設置し、2台のe-rickshaw(イーリキシャー)をインドの女性たちに提供し、地元市場へ商品を運ぶために活用されています。このプロジェクトにより、Nunamは女性の地域経済への参加を支援し、同時にアウディの開発車両の使用済みHVバッテリーの寿命や充電容量の長期的な耐久性について貴重な知見も得ています。データはcircularbattery.orgで、オープンソースとして公開されています。

プロディップ チャタジーとの協力関係は、2019年の「One Young World(OYW)」サミットから始まりました。ベルリン在住のチャタジーが、アウディ環境財団のスポンサーシップに申請しこのフォーラムへの参加したことがきっかけです。このフォーラムは未来の緊急課題に取り組む場です。

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