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よりよい未来に向け活動するエンジニアたち:アウディ環境財団、15年の活動を振り返る

Digital PR Platform / 2024年11月5日 15時13分

もう一つ、OYW奨学金から始まった協力関係は、アウディ・ド・ブラジルと共同で支援している「リトロ・デ・ルズ・ブラジル(Litro de Luz Brasil)」に対する支援です。

リトロ・デ・ルズ(Litro de Luz)は、世界的な組織のローカル支部として、例えばアマゾンのような恒久的な電力アクセスがない郊外の村やコミュニティに、携帯用の照明を提供しています。この照明は小型のソーラーパネルをプラスチックボトルに入れて作られており、住民が夜間の帰宅や、読書、勉強を安全に行えるようにして、社会や教育生活に参加できるよう支援しています。また、リトロ・デ・ルズ・ブラジルは、村の住民にランプの製作や修理方法を教えています。2024年夏の最新プロジェクトフェーズでは、20の村に照明が提供されました。

また、アウディ環境財団は、南米での生物多様性モニタリングプロジェクト、eDNA(環境DNA)プロジェクトも支援しています。このプロジェクトは、「ウィルダネス・インターナショナル」とスイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH Zurich)の環境ロボティクス研究所の科学者たちが実施しています。このプロジェクトでは、ドローンを利用し、未踏の地域や調査の空白地帯で、環境や生物に対する負担を少なくしながら、迅速かつ正確なeDNA採取を行うという画期的な方法を用いています。

ドローンは、保護区域内の生物多様性に関する情報を収集するための、迅速かつ比較的安価な方法でると同時に、新しい技術をテストし、その結果を従来の方法と比較する機会にもなります。

財団は、ミュンヘン工科大学の学生に対して2017年より毎年「持続可能資源管理賞」を授与しています。また、インゴルシュタット工科大学の学生に対しては、2022年から「THIサステナビリティ賞」を授与しています。

さらに、財団では、湿地の保護やアウディ・オブ・アメリカと連携した沿岸再生プロジェクトを含む生物多様性保護のための助成プロジェクトを複数行っています。財団は早春から晩秋まで、月に一度、ジョギングしながらゴミを拾う「プロギング」活動を行っています。

「MACH MIT!(参加しよう!)」のモットーのもと、AUDI AGの従業員は非営利団体との環境プロジェクトへの支援を申請できます。財団はプロジェクト費用の最大75%(上限2,009ユーロ)を補助しており、これは財団設立年の2009年を記念しています。これまでに、野生のミツバチが巣を作るための壁、花畑、高床式花壇や植樹活動など、46のプロジェクトが完了しました。

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