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SAS、アジア太平洋地域(APAC)におけるAI動向調査を実施

Digital PR Platform / 2024年11月14日 11時5分

SASのアジア太平洋およびEMEAエマージング担当シニアバイスプレジデント、シュクリ・ダバギは、次のように述べています。「AI先駆者とAIフォロワーの間の目標とする成果の違いは、明確な戦略とロードマップの欠如を示しています。AIフォロワーが短期的な生産性重視の成果に焦点を当てる一方で、AI先駆者はより複雑な機能かつ業界特有の事例へと移行しています。企業がAIの変革をもたらす可能性を活かそうとする時、ビジネスリーダーはAI先駆者とAIフォロワーの違いから学ぶことが重要です。『ゴールドラッシュ』的な考えを避けることで、信頼性のあるAIとデータ、プロセス、スキルに基づく長期的な変革を実現することができます」

また、IDCアジア・パシフィックのデータ、アナリティクス、AI、持続可能性、産業研究担当バイスプレジデント、クリス・マーシャルは、次のように述べています。「最新調査『IDC Data and AI Pulse: Asia Pacific 2024』は、APACの何百もの大企業がどのようにAIの導入や実用化に取り組んでいるかを示す模範であり、業界における先駆者とフォロワーを明確にしています。調査結果から得られるインサイトは、AI導入を成功させるための障壁を明らかにし、企業が新たな技術に対して賢明な投資を行えるようにします」

生成AIはAI技術の一部
多くのAIに関する話題が生成AIに集中する一方で、本調査では、組織が予測AIや解釈AIに対しても投資していることを明らかにしています。2023年には、生成AIはAI投資のわずか19%を占めるのみでしたが、2024年には34%に増加する見込みであり、前述の3つのカテゴリーでよりバランスの取れた予算配分になると予測されます。

IDCの最新の支出ガイドによると、アジア太平洋地域のAI支出は2024年に450億ドルに達し、2028年には年平均成長率24%(2023-2028年)で1,100億ドルに達する見込みです※1。調査によると、企業は2024年の生成AIに対する投資の増額に向けて予算を再配分しており、3分の1がインフラの近代化からの、37%がアプリケーションの刷新からの資金を生成AIに再配分すると回答しています。

ROIに対する過大な期待
この調査結果は、AIの投資対効果に対する過大な期待によって引き起こされる潜在的な「ゴールドラッシュ」を示しています。調査によると、40%の組織が少なくとも3倍の投資対効果を期待しており、「取り残される恐怖」がAI支出を増長しています。その結果、AIはしばしば投資とその成果、ビジネス価値との明確な整合性がないまま導入されています。

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