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藤井道人監督と野田洋次郎が「余命10年」以来のタッグ! Netflix映画「パレード」珠玉の主題歌が彩る本予告披露

映画.com / 2024年2月6日 7時0分

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野田洋次郎

 「余命10年」「最後まで行く」の藤井道人監督がメガホンをとり、長澤まさみが主演、坂口健太郎、横浜流星、リリー・フランキーらが共演したNetfilx映画「パレード」の主題歌が、野田洋次郎(「RADWIMPS」)による書き下ろし主題歌「なみしぐさ」に決定した。楽曲を使用した初映像となる本予告(https://www.youtube.com/watch?v=qo8tSufW-S8)が披露された。

 本作は、旅立ってしまった人の目線で、遺された人への想いを描く愛の物語。瓦礫が打ち上げられた海辺で目を覚ました美奈子(長澤)。離ればなれになった息子・良を捜す彼女は、道中で青年・アキラ(坂口)や、元ヤクザの勝利(横浜)、元映画プロデューサーのマイケル(リリー・フランキー)とその仲間たちと出会う。ここは“想いを残した者たちがとどまる世界”だった。現実を受け止めきれない美奈子だったが、月に一度死者たちが集い、それぞれの会いたかった人を探す“パレード”に参加したことを機に、各々の心に触れていく。

 野田は「君の名は。」の音楽・主題歌を手掛けたことで知られ、藤井監督とは「余命10年」に続くタッグとなる。“別れ”の先に待つ“再会”に目を向ける温かな歌詞が印象的な書き下ろし主題歌「なみしぐさ」に加えて、登場人物の心情に寄り添う劇伴も全て野田が手掛けた。藤井監督が企画段階から野田にラブコールを送り、再タッグが実現。撮影中にデモのやりとりをするなど、絶対的な信頼関係の中で珠玉の楽曲が生まれた。

 藤井監督は「『余命10年』で野田さんが作り上げた音の物語は、きっとこのパレードにも通ずるものがあると思い、オファーさせていただきました」と明かし、「言葉では伝えきれない、想いの『その先』を彩ってくれた野田さんの音楽が、観てくださった全ての方々のこれから先の未来を照らしてくれると信じています」とコメント。

 野田も「この映画を観終わった時、理屈や科学なんて飛び越えて、この命を生きた先で『きっとまた逢える』と思えたのでした。この作品に出逢えたことに感謝します」と作品への思いを語った。

 本予告は、「大切な人からあなたへ。愛のパレードはつづく」という印象的な言葉に続いて、海辺で目を覚ました美奈子(長澤)が離ればなれになった一人息子・良を必死に捜す場面で始まる。何が起きたのか理解できず混乱する美奈子に青年・アキラ(坂口)が優しく声をかけ、観覧車が立つ小さな遊園地のような場所へ彼女を案内する。そこは、「想いを残した者たちが集う場所」だった。

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