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大沢たかお、東京湾に船で登場!「沈黙の艦隊」世界配信に「ドキドキしている」と武者震い

映画.com / 2024年2月8日 17時0分

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 かわぐちかいじ氏の大ヒットコミックを実写化したAmazon Originalドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」の配信記念イベントが2月8日、東京・アーバンドックららぽーと豊洲で行われ、主演とプロデューサーを担う大沢たかおが出席。世界240の国と地域での配信を直前に控え、「世界情勢を真正面に捉えた作品。世界の皆さんがどう見るのか、楽しみであり、ドキドキしている」と武者震いしていた。

 2023年秋に公開された映画「沈黙の艦隊」に、劇場版未収録のシーンを追加し、さらに劇場版のラスト以降の物語を描く全8話の完全版ドラマ。Prime Videoが日本の劇場版映画を製作し、その後ドラマシリーズとして全世界に配信をするのは初の試みとなる。日本のエンタテインメント作品では初めて海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て、実物の潜水艦で撮影された。

 この日は、物語の舞台となる東京湾に、大沢をはじめ、共演する共演する上戸彩、江口洋介、中村蒼、前原滉、夏川結衣、笹野高史を乗せた船が登場。大沢は「この企画を聞いたときは、やめたほうがいいんじゃないかと思い、ヒヤヒヤしながら船に乗った(笑)」と明かす。「ですが、東京湾を舞台に大海戦が繰り広げられるので、ちょうどいいご挨拶になった」と本作ならではのイベント演出に、手応えを示した。

 大沢が演じるのは、日米で極秘裏に開発された、日本初の原子力潜水艦シーバットの艦長・海江田四郎。ある思いから、シーバットに核ミサイルを積んで反乱逃亡するという役どころで「海江田としては、ある種のテロリズムで、世界に問題提起をしている。それをマスコミ、政治、国民がどう判断し、選択するのか。地上の人々のドラマが力強く、演じながら、感銘を受けた」と明言。共演陣に対しては「日本への思い、次世代への思いを込めて演じていただき、すごく感動してしまった」と感謝を伝えた。

 また、プロデューサーの立場から「この数年、未知の世界に飛び込みながら、頑張って取り組んだ作品。映画が序章で、(今回配信される)ドラマが第1章という位置づけなので、映画を見ている方も、見ていない方も楽しんでいただける」と誇らしげ。「映画では潜水艦の中ですが、今回は地上にあがります(笑)」と海江田の変化も明かした。

 政府の陰謀を訝るニュースキャスター・市谷裕美を演じる上戸は、「映画版では、海江田が何を考えているのか、何がしたいのかわからない謎の人物で、血が通って見えなかった」といい、「ドラマでは全8話で、さまざまな関係性が描かれ、クライマックスは泣けました」と感動した様子。敏腕の内閣官房長官・海原渉役の江口も、「大沢くんが、海江田を演じると、何を考えているからわからない人物に見える」と大沢の演技を絶賛していた。

 Amazon Original ドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」は、2月9日からPrime Videoにて世界240以上の国と地域に独占配信(2月9日に1~6話、16日に7~8話を配信)。

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