1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

松村北斗の“夢”が叶った! 大泉洋との初共演が実現「ディア・ファミリー」で重要なキャラクターに

映画.com / 2024年2月29日 5時0分

写真

(C)2024「ディア・ファミリー」製作委員会

 松村北斗(「SixTONES」)が、大泉洋と月川翔監督が初タッグを組んだ「ディア・ファミリー」に出演していることがわかった。大泉演じる坪井宣政と出会う研究医で、後に宣政に手を差し伸べる医者となる富岡進役として参加している。

 本作は、「ただ娘の命を救いたい」という一心で、知識も経験もない状態から医療器具開発に挑み、のちに17万人の命を救うことになった“家族の愛の実話”を映画化するもの。ビニール樹脂製品の町工場の経営者・筒井宣政(東海メディカルプロダクツ前社長)が生み出したIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生秘話は、2019年に文藝春秋の連載「後列のひと」で取り上げられ多くの反響を呼んだ。

 大泉が演じたのは、筒井氏をモデルにした坪井宣政。妻役には菅野美穂を配し、3人の娘は福本莉子、川栄李奈、新井美羽が扮している。

 生まれつき心臓病疾患を持っていた幼い娘・佳美に突き付けられたのは、「余命10年」という宣告。どの医療機関でも治すことが出来ないという現実のなか、小さな町工場を経営する宣政は「じゃあ俺が作ってやる」と、人工心臓を作ろうと立ち上がる。知識のない中で始まった医療器具の開発は、限りなく不可能に近く、前途多難。「ただ娘の命を救いたい」という一心で、父と母(陽子)は人工心臓・カテーテルの勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金を用意して何年もその開発に時間を費やす。あらゆる医療関係者にそっぽを向かれる中、佳美の命のリミットは刻一刻と迫っていた。

 松村が演じる富岡進は、佳美の命を救うために人工心臓を学び始めた宣政が訪れた東京都市医科大学の日本心臓研究所で研究医をしていた人物。寡黙で人とは距離を置く性格で、荒唐無稽な一家の挑戦を冷めた目で見ていたが、宣政の娘への愛情と絶対に諦めない強い心を目の当たりにし、影ながら研究を手伝うことになる重要なキャラクターだ。

 初めての月川組で、かつ実在したモデルがいるという難役に挑んだ松村は「この映画は実際にあった出来事を題材にしていることもあり、その説得力は凄まじいものでした。いくつもの優しさと愛情が描かれているこの作品の中で、僕の演じた富岡進はその難しさに心を苦しめ、それでも答えを導き出す強さを持った憧れの人物です」とコメント。さらに筋金入りの“TEAM NACSファン”を公言している松村にとって、憧れの大泉との共演が実現することになった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください