1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

【日本公開10周年】「アナと雪の女王」が変えた“10のこと” 第3弾は2026年公開か

映画.com / 2024年3月14日 7時0分

 そして、ディズニーアニメ復権を決定づけたのが「アナと雪の女王」だった。映画の大ヒットはもちろん、これまでに挙げた革新性が観客・批評家双方から熱く支持され、第86回アカデミー長編アニメ映画賞、第71回ゴールデングローブ賞、第67回英国アカデミー(BAFTA)賞のアニメ映画賞を受賞。アニー賞では作品賞を含む計5部門を制覇し、ディズニーアニメ“3度目の黄金期”到来を世界に知らしめた。

●9.アナとエルサは、ディズニープリンセスではない?

 しばしば巻き起こる「アナとエルサは、ディズニープリンセスなのか?」という議論。現在、ディズニーの公式サイトにて、ディズニープリンセスとして13人の女性キャラクターが紹介されているが、そのなかにアナとエルサは含まれておらず、「ディズニープリンセスではない」という結論になる可能性もある。確かにアレンデールの王位に就いたエルサ、その後、エルサから王位を引き継いだアナは、どちらも「女王であり、王女ではない」とは言える。

 なお「シュガー・ラッシュ オンライン」(18)には、ディズニープリンセスが一堂に会するシーンがあり、ここでは、白雪姫やシンデレラらと一緒に、アナとエルサの姿も確認できる。

●10.「前作超えは難しい」の定説を打破した「アナ雪2」

 数々の名作を生み出してきたディズニーアニメだが、劇場公開用に続編を製作することには、基本的には消極的だった。映画の世界では、作品が偉大であればあるほど、興行的に「前作超えは難しい」という定説があり、製作には少なからずリスクもある。

 しかし、19年に公開された「アナと雪の女王2」は、社会現象を巻き起こした前作を超えて、アニメ映画として世界累計興収歴代1位(約14億5000万ドル)になり、いまもその記録は破られていない(ジョン・ファブロー監督の「ライオン・キング」が上回るが、ディズニーは同作を実写映画とみなしている)。ちなみに現在、長編アニメの世界興収歴代2位は「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(23)、3位が「アナと雪の女王」である。

 そして23年、ウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガーCEOによって「アナと雪の女王」第3弾、第4弾の製作が相次いで正式発表され、注目の的に。いまのところ、ジェニファー・リーが監督を務める予定はない模様だが、ディズニーの公式サイトのインタビュー取材を受けたリーは、「チームが一生懸命仕事に取りかかっていること、一緒に作り上げているストーリーにとても興奮していること、そして、あまりにもスケールが大きいので1本には収まらないかもしれない、ということです」と語っており、第3弾と第4弾が前後編となる可能性が高いようだ。「アナと雪の女王3」(仮題)は、26年に公開される予定になっている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください