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カルト映画「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」をリブート!「グレムリン」監督がメガホン

映画.com / 2024年3月22日 17時0分

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オリジナル版の監督が共同プロデュース Photo by FilmPublicityArchive/United Archives via Getty Images

 B級映画の帝王ロジャー・コーマンのホラーコメディ「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960)」を、コーマン本人と「グレムリン」の監督ジョー・ダンテ、製作会社MPCAのCEOであるベテラン・プロデューサー、ブラッド・クレボイによるコラボレーションでリブート作品「リトル・ショップ・オブ・ハロウィーン・ホラーズ(原題)」として製作することがわかった。

 オリジナル版は、花屋のシーモアが人肉を欲する奇妙な植物を発見し、その植物を満足させるために犠牲者を差し出さなければならなくなって……というダークコメディ。わずか2日間で製作された超低予算映画だったが、瞬く間にカルト的な人気を獲得。1982年にはオフブロードウェイでミュージカル化、さらに86年にはワーナー・ブラザース製作、リック・モラリス主演で再映画化、2003年には舞台版のリバイバル公演がブロードウェイ進出を果たした。

 米Deadlineによれば、リブート版は、「グレムリン2 新種誕生」のチャールズ・S・ハースが脚本を執筆し、ダンテ監督がメガホンをとる。コーマンとクレボイが共同プロデュースを務め、「Snack Shack(原題)」のチャールズ・コーエンがプロデューサーとして参加する。

 70年にわたる多作なキャリアの中で70本以上の映画を監督し、300本以上の映画を製作したコーマン監督は、インディペンデント映画の先駆者として知られ、2009年にはアカデミー名誉賞を受賞。ダンテ監督は、70年代にコーマンの弟子として映画製作のキャリアをスタートさせたダンテは、コーマン製作の低予算映画「ハリウッド・ブルバード」(76)で長編監督デビューを果たした。久々の師弟コラボでホラーコメディの名作がどのように生まれ変わるのか期待が高まる。

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