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あと1週間で死んじゃうの――幸福感に満ち溢れたふたりの最後の7日間 窪塚愛流×蒔田彩珠「ハピネス」本予告編

映画.com / 2024年3月28日 8時0分

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余命1週間の彼女 (C)嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

 窪塚愛流と蒔田彩珠の主演で、嶽本野ばら氏による同名小説を映画化する「ハピネス」の本予告映像(https://www.youtube.com/watch?v=UdSMkTD_hEI)が公開された。三月のパンタシアによる主題歌「僕らの幸福論」の音源も確認できる。

 本作は、残り少ない日々を命の限り輝かせようとする少女と、彼女の夢を全力で支えようと奔走する少年が紡ぐ切ないラブストーリー。高校生の雪夫と恋人・由茉の日常は、由茉の突然の告白によって一変する。心臓に病気を抱える由茉は、すでに自分の運命を受け止め、残りの人生を精いっぱい生きると決めていた。憧れていたファッションに挑戦し、大好きなカレーを食べに行く。そして何よりも残り少ない日々を雪夫と過ごし、最期の瞬間までお互いのぬくもりを感じていたい。雪夫は、動揺しながらも彼女に寄り添う決意をする。

 雪夫役を窪塚、医者から余命1週間と告げられた由茉役を蒔田がそれぞれ演じ、由茉の両親役で吉田羊と山崎まさよし、雪夫の姉役で橋本愛が共演。監督は「花戦さ」「犬部!」の篠原哲雄。

 予告編は、心臓の病気のため医者から余命を宣告された由茉が、「あと、1週間で死んじゃうの」と恋人・雪夫に告げる衝撃的なシーンから始まる。すでに自分の運命を受け止め「最後まで自分らしく生きたい」と思いを明かす由茉。憧れていたロリータさんデビューをし、大好きなカレーを食べ、できる限りの時間を雪夫と一緒に過ごしたいと願う。そんな由茉の一途な思いを受け止めた雪夫は、幸せな思い出が増えるたびに失われていく時間に戸惑いながらも、彼女の願いを叶えることに奔走する。残りわずかな日々を幸せに過ごそうとするふたりの煌めくような表情を映し出している。

 主題歌である「僕らの幸福論」は、ボーカルの「みあ」を中心としたユニット・三月のパンタシアが映画のために書き下ろした。ピアノが印象的で美しく切ない作品を数多く手掛け、ボカロPとして活動するアーティストMIMIが楽曲を提供。作詞を共作したみあが、愛を知ることで強くなれた雪夫の想いと惹かれあったまま引き裂かれる<幸福>をテーマに、雪夫の気持ちに寄り添うように歌いあげている。映画は5月17日全国公開。

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