「オッペンハイマー」IMAX特別映像披露&公開後イベントの実施が決定【2024年度洋画No.1スタート】
映画.com / 2024年4月1日 17時30分
ノーラン監督による脚本をもとに、主人公オッペンハイマーの主観パートをカラーで撮影、ダウニー・Jr. が演じるルイス・ストローズを軸とした場面はモノクロで描かれている。製作総指揮のトーマス・ヘイスリップは、2つの視点で描く試みについて「クリス(クリストファー)は毎回限界に挑んでいる。この作品の鍵はカラーとモノクロの併用だ」とし、「マンハッタン計画」の最高責任者レズリー・グローヴス役のマット・デイモンが、常に完璧を求める「クリスは普通じゃ満足できない。IMAX長編映画の先駆者であり、常に最先端を行く人だ」と、監督は映画界を牽引するイノベーターだと指摘する。
「白黒の65ミリ規格なんて存在しないから技術を駆使して作るしかない」と決めたホイテマは、IMAXカメラに適した本作専用のモノクロ・フィルムを開発したと振り返り、「巨大スクリーンに映したら魔法のような映像が広がった」とノーラン監督が続けている。
ダウニー・Jr.は「47年型のパッカードの後部座席に座ってIMAX(カメラ)をひざにのせ走行シーンを撮った。映画撮影の原点を思い出したよ。レンズが迫ってくると身が引き締まるんだ」と、狭い車内での撮影は俳優の原点に立ち返る体験だったと述懐。ノーラン監督、スタッフ、キャストが力を合わせて完成した「オッペンハイマー」について、製作のエマ・トーマスは「IMAX映画は初めてじゃない。でもこの作品は別格よ。大画面で見ると迫力と臨場感がすごい」と断言。オッペンハイマーのかつての恋人ジーン・タトロックを演じたフローレンス・ピューは、「人間味を感じられるし物語に引き込まれる」、妻キティ役のエミリー・ブラントが「神話のように重厚、劇場で見たら記憶に残る体験になる」と続き、マーフィが「劇場で見る観客の没入感を最大限に高めるためにIMAXで撮影している」と語りかける。
「巨大スクリーンで見るとクオリティの高さがさらに際立つ」という撮影監督の言葉に続き、ノーラン監督の「15パーフォレーションの 70ミリフィルムは最高画質だ。観客は物語に入り込める。巨大IMAXスクリーンで歴史的瞬間を体感してほしい」というメッセージで結ばれている。
なお、日本公開を記念して、原田眞人監督と森達也監督のトークイベントが実施される。開催場所は、丸ノ内ピカデリー(Dolby Cinema)。日時は、4月6日13:00の回(上映終了後)。詳細は映画公式サイト(oppenheimermovie.jp)で確認できる。
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