名優ユ・ヘジンの“デイリールーティーン”はクセが強い 俳優キャリア27年目の初ロマコメ、冒頭映像公開

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　「タクシー運転手　約束は海を越えて」「梟　フクロウ」などで知られる名優ユ・ヘジンが、俳優キャリア27年目にして初めて挑んだロマンティックコメディ「マイ・スイート・ハニー」の冒頭映像が、このほど公開された。主人公チホの“クセ強デイリールーティーン”をとらえている。

　本作は、仕事中毒の製菓会社研究員チャ・チホ（45歳）が、何事にもポジティブな41歳のシングルマザーのイ・イルヨンと出会ったことで初めて恋を知る物語。韓国では公開初日から19日間で観客動員数100万人超えのヒットに。「無垢なる証人」で大ヒットを飛ばしたイ・ハン監督のもと、キム・ヒソン、チャ・インピョ、チン・ソンギュ、ハン・ソナなど実力派俳優が共演している。なお、「エクストリーム・ジョブ」の監督として知られるイ・ビョンホンが脚本を手がけている。

　映像では、天才的な味覚を持つチホの“デイリールーティーン”が映し出される。朝6時に設定した目覚まし時計が鳴る前に起床したチホは、ベッドに座り目覚まし時計を止めるのを待つ。その後、洗顔を終えると、合わせてブラシで足の指の間まで念入りに洗い、8時ピッタリに家を出て会社へ。緑色のマイカーで毎朝の通勤コースにあるマクドナルドに寄った後、会社に到着。

　午前の仕事を終えるとランチは、外に食べにいく同僚たちを横目に1人で食品粉末を振りかけたチップスを食べ、夕方5時きっかりに退社。6時には家でテレビ番組を視聴――これが極端に内向的で仕事にしか興味がないチホの“長年のルーティーン”だ。お菓子の事以外は興味がなく、会社と家を往復するだけの几帳面で真面目すぎるチホの人間性をコミカルにとらえている。

　あわせて解禁となった場面写真は、チホが開発した人気商品である豆腐で作ったチップスの宣伝トラックの横にマイカーを止めて到着時間を確認するシーンを活写。マイルールが多く、毎日の行動がパターン化しているチホ。周りから「変わり者」と思われている様子がわかるカットとなっている。

　「マイ・スイート・ハニー」は、5月3日から丸の内ピカデリーほかにて全国公開。