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小松菜奈&松田龍平「わたくしどもは。」佐渡島、無宿人の墓から着想 大竹しのぶ、田中泯、石橋静河らキャスト場面写真

映画.com / 2024年4月18日 18時0分

写真

(C)2023 テツヤトミナフィルム

 小松菜奈と松田龍平が主演を務める映画「わたくしどもは。」。小松と松田のほか、大竹しのぶ、片岡千之助、石橋静河、田中泯、内田也哉子、森山開次、辰巳満次郎らが出演する場面写真が公開された。

 本作は、ベネチア国際映画祭が新鋭監督を支援するプロジェクト「Biennale College Cinema 2018-2019」インターナショナル部門で日本から唯一選出され、第36回東京国際映画祭コンペティション部門にも正式出品された作品。佐渡島に眠る“無宿人”の墓からインスピレーションを得た富名哲也が、オリジナル脚本で監督を務めている。音楽を野田洋次郎(「RADWIMPS」)が担当した。

 舞台は、佐渡島の金山跡地。倒れている女(小松)が目覚めるが、彼女には過去の記憶がない。女は、清掃員のキイに助けられ、家に運ばれる。そこにはアカとクロという名の女の子も暮らしている。名前を思い出せない女はミドリと名付けられ、キイと一緒に清掃員として働き始める。ミドリはそこで警備員の男(松田)と出会う。男もまた名前と過去の記憶がないという。そんなミドリと男は互いに惹かれ合っていく。

 富名監督は、佐渡島の景観を生かすために今回の画面サイズはスタンダードを採用。こだわりの多い構図の中、登場人物の表情のフォーカスが多いことに関して「今回出ていただいた俳優の顔から滲み出てくるパワーに引き寄せられたのかと。小松さんにしろ、松田さんにしろ、自ずとカメラが寄っていきました」と語る。

 ミドリを温かく迎え入れる清掃員キイ役大竹しのぶの表情は、動揺するミドリを優しく包み込む。そして本作では田中泯をはじめ踊りに長けているキャストが多く出演。言葉で多くを語るのではなく、演者の身体性で世界観を表現されているのも本作の特徴だ。また、佐渡島は歴史的に能が盛んで、全国の能舞台の約三分の一が現存しており、本作でも能楽師の辰巳が舞う。

 「わたくしどもは。」は、5月31日より新宿シネマカリテほか全国順次公開。4月19日からムビチケ前売券(オンライン)が発売される。

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