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佐津川愛美デビュー20周年映画祭開幕「私の中で財産」 映画製作の裏側に迫る書籍執筆も発表

映画.com / 2024年4月23日 11時0分

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 女優の佐津川愛美のデビュー20周年特別企画「佐津川愛美映画祭」が4月22日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で開幕。2016年「ヒメアノ~ル」が上映され、佐津川と吉田恵輔監督が上映前にトークショーを行った。

 芸能界デビューは写真集だが、2005年「蟬しぐれ」で映画初出演。以降、幅広い役どころに挑戦し続け女優道をまい進してきた。そして、後輩の一言をきっかけに実現した自身の映画祭。「映画の現場でデビューして、映画が好きでここまでこられた。映画館で映画を見ていただきたいという気持ちがとても強く、こだわってきた。こんな大事になるとは思っていなかったけれどうれしい」と感慨深げに話した。

 「ヒメアノ~ル」は森田剛が快楽殺人犯を演じるサスペンスで、佐津川は森田からストーキングを受ける役どころ。「𠮷田監督の作品は前から大好きで、決まった時はうれしくて撮影も楽しく、でき上がったものもやっぱり素晴らしかった」と振り返った。吉田監督も、「ここ(スクリーン)で見るさっつん(佐津川)は今と変わらない。いつ見ても若々しい」と大絶賛だ。

 節目を迎え、今後の目標を聞かれたが「全然ない。20年はまだまだペーペーだと思っています。20年ごときで映画祭はおこがましいけれど、ここまで広がったのはご縁のおかげ。それを大切にしていく人でありたい」と謙虚に抱負。その上で、「俳優部として映画がどのように作られているか流れが分かる本を作っています」と明かした。

 高崎映画祭の協力を得て、撮影や編集、照明など各部門のスタッフにインタビューをして、映画製作の行程をつまびらかにする内容だという。映画祭で販売するために作業を進めていたが、「間に合いませんでした。丁寧にちゃんとしたものを作りたいので、焦らず待っていてください」と照れながら語った。

 佐津川愛美映画祭は26日まで、「だれかの木琴」「ポンチョに夜明けの風はらませて」「ゼニガタ」「タイトル、拒絶」を連日レイトショーで上映。「この日の光景は私の中で財産になります」とファンに感謝した。

 5月25、26日に群馬・シネマテーク高崎、8月31日に名古屋・ミッドランドスクエアシネマ、10月26日に静岡東宝会館でも開催される。

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