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加藤和彦ドキュメンタリーエンディング曲「あの素晴しい愛をもう一度~2024Ver.」PV、高野寛コメント公開

映画.com / 2024年4月24日 0時0分

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ポスター画像 (C)2024「トノバン」製作委員

 1960年代から90年代、日本の音楽史を変えた不世出の音楽家・加藤和彦さんの音楽ドキュメンタリー映画「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」のエンディング曲「あの素晴しい愛をもう一度~2024Ver.」のPV、アレンジを担当した高野寛のコメントが公開された。

 本楽曲は、加藤和彦、きたやまおさむによる1971年の名曲を、加藤の曲を愛する世代を超えたアーティスト達が中心となりTeam Tonobanとして新たにレコーディングしたもの。Team Tonobanは、高野寛、高田漣、坂本美雨、石川紅奈、きたやまおさむ、坂崎幸之助、宮川剛、佐藤優介により構成され、この曲にはドラムサンプルとして高橋幸宏、そして1971年当時のライブから加藤和彦の歌声がサンプリングされている。PVには映画のエンディングで映し出されるレコーディング風景の一部が用いられている。

 日本のロックバンドで世界進出を果たしたサディスティック・ミカ・バンドで加藤さんと活動した、故高橋幸宏さんが加藤さんに寄せた想いから映画化の企画が立ち上がり、日本初のミリオンヒットを生んだザ・フォーク・クルセダーズ結成秘話、サディスティック・ミカ・バンドの海外公演やレコーディング風景などを交えた貴重映像に加え、日本のポップスの金字塔とも言える“ヨーロッパ三部作”に隠された逸話を紹介。

 企画・監督・プロデュースは、「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」(2018)、「音響ハウス Melody-Go-Round」(2020)を手掛けた相原裕美。約4年間の取材・制作期間を経て完成させた。出演は加藤さんのほか、きたやまおさむ、松山猛、朝妻一郎、新田和長、つのだ☆ひろ、高橋幸宏、小原礼、今井裕、高中正義、クリス・トーマス、泉谷しげる、坂崎幸之助、吉田拓郎、松任谷正隆、坂本龍一、コシノジュンコら。(順不同、アーカイブ含む)

 「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」は5月31日からTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開。「あの素晴しい愛をもう一度~2024Ver.」は、本日より先行デジタル配信が行われ、5月22日リリースの2CD作品集「The Works Of TONOBAN ~加藤和彦作品集~」にも収録される。

▼高野寛 コメント
エンディング曲のアレンジという大役にご指名いただいて、身が引き締まる思いがしました。原曲の良さを曲げずに現代の感覚も加え、未来に歌い継がれていくような、大きな時間の流れをイメージしました。誰もが歌える名曲なのに、実際に演奏してみるとコード進行や構成に一筋縄ではいかない所があって、その「ひねり」が曲に深みを与えていることも印象的でした。

加藤さんが亡くなった時、旧作を全部聴き返し、千変万化の才能に驚いたのですが、今回の映画で改めて、リマスターされた楽曲の音の良さに驚き、その才能の普遍的な輝きに触れることができました。映画に参加することができて光栄です。

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