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「傲慢と善良」藤ヶ谷太輔&奈緒が主演! 辻村深月のベストセラーを映画化 監督は萩原健太郎

映画.com / 2024年4月24日 7時0分

 メガホンをとるのは、「東京喰種トーキョーグール」「サヨナラまでの30分」を手掛け、「ブルーピリオド」(8月9日公開)の公開が控える萩原監督。「“傲慢”さと“善良”さは表裏一体で、きっとその狭間を行き来しながら生涯付き合っていかなければなりません。本作が、完璧じゃない他人や自分を受け入れて前に向かって進む一助となることを願っています」とコメントを寄せた。脚本はドラマ「最愛」の清水が執筆し、原作者と脚本家がお互いにリスペクトの念を持ちながら映画の脚本を作り上げた。

 お披露目されたティザービジュアルは、原作のカバーイラストを手掛けた雪下氏が原作版の「その先の物語」を表現して描きおろしたもの。原作版では真実が一人で夜景をぼんやりと見つめている姿が描かれたが、今回のイラストには架と真実が描かれている。温かい雰囲気のなかにもミステリアスな要素が秘められ、想像力が掻き立てられるビジュアルとなっている。

 「傲慢と善良」は9月27日に全国公開。キャストと萩原監督らのコメント全文は以下の通り。

【藤ヶ谷太輔】

映画化が決まる前から、「人生で1番好きな小説」に挙げていたほどこの作品が大好きでした。辻村さんは僕のこと知っているのかなって思えるぐらい、僕自身の物語のように思いました。

「もし映画化するなら絶対に架を演じたい。叶わなければ一生後悔する。」と思い、原作の関係者の方へもアプローチしてご縁がつながり本作のオファーをいただきました。僕の俳優人生の中でも並々ならぬ想いで演じました。

まだ気づいていない潜在的な感情に気づくことができ、自分の世界が広がるような作品です。恋愛面だけでなくミステリー要素も織り込まれているとても魅力的な作品です。

【奈緒】

辻村先生の作品に出演したいとずっと思っていたので今回夢が叶って嬉しいです! 私自身いいところばかりの人間ではないのですが、昔から「いい子だよね」と善良に見られることも多いので真実とリンクしました。

地方出身ならではの恋愛観や価値観にも共感できましたし、私自身30代目前となり人生の選択を考える時期になりましたので、様々な選択が描かれているこの作品に出会えて幸せです。

藤ヶ谷さんや監督と結婚や恋愛の価値観についてとことん話し合いました。自分が好きになれなくて蓋をしたい気持ちを「傲慢と善良」という言葉が救ってくれるようなとても希望のある作品です。

【監督:萩原健太郎】

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