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石原さとみ、吉田恵輔作品に魅了される理由を明かす「主人公が主人公としてフォーカスされてないのがとても好き」

映画.com / 2024年4月25日 19時30分

 当時、吉田監督とは面識がなかったというが、そこから何人かのつてを経て、実際に会うことが叶ったそう。

「どんな役でもいいから出たいですとお願いしたのですが、石原さんはちょっとメジャーなのでイメージが沸かないな、というのと、なんだか都会の匂いがする、といったことを言われまして。だからこそお願いしたいんです、ということで。連絡先だけでも、と言って連絡先を交換させていただきました」

 しかしそこからまったく音沙汰がなかった。吉田監督から脚本が送られてきたのはそれから3年後のこと。「連絡をいただいて、本当にマンガのように飛び跳ねました」と振り返る石原。「吉田恵輔作品に出られることが本当にうれしかったし、絶対に学びがあるだろうと思ったんです。とにかくギャンブルのように、石原さとみで、とオファーして下さった、吉田監督の勇気、挑戦が本当に嬉しくて。だからこそ自分にできるのかという不安もありました」と明かした。

 石原を魅了する吉田恵輔作品の魅力とはなんのだろう。

「音もそうですけど、匂いが伝わってくるような。ドキュメンタリーのような感覚になってくるんです。そこに生きている人をドキュメンタリーで撮っているように感じられて。主人公が主人公としてフォーカスされてないのがとても好きなんです。主人公にフォーカスが当たると、まわりの人が消されることがあるんですが、吉田作品はそうじゃなくて。悲劇のヒロインじゃないんだよ。あなただけが世界の中心じゃないんだよ、ということが吉田作品を観ると感じられる」

 そんな作品だからこそ、主人公の心情に没入できるフレックスサウンドでの鑑賞に期待を寄せているそう。

「本当にこの作品をフレックスサウンドで観たらどうなってしまうんだろうというくらいに没入して観ていただけると。登場人物の感情を得られるだけでなく、体感できるというのはすごく新しい体験。この作品は没入したからこそ、最後にひと筋の光があり、その優しさを最後に感じ取っていただけたら。最後のエンドロールをフレックスサウンドで感じてもらえたら、よりこの映画の良さが体験できるんじゃないかなと思います。是非とも最後の最後までお楽しみください」

 「ミッシング」は、5月17日から全国公開。

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