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【劇場公開25周年】いまこそ再鑑賞したい「スター・ウォーズ ファントム・メナス」あらすじ・キャスト・トリビア

映画.com / 2024年5月2日 7時0分

【公開データ】

●全米公開日:1999年5月19日
●日本公開日:1999年7月10日
●全米公開日(3D版):2012年2月10日
●日本公開日(3D版):2012年3月16日

【トリビア&裏話1:公開1カ月前から、映画館に長蛇の列!】

 本作は、「スター・ウォーズ ジェダイの帰還」(エピソード6/83)以来、16年ぶりの新作として劇場公開された。しかも、“続き”ではなく“はじまり”を描くという内容に、世界中のファンが期待に胸躍らせた(ちなみに、ジョージ・ルーカスが監督を務めるのは、「スター・ウォーズ 新たなる希望」<エピソード4/77>以来)。まさに社会全体を巻き込む、20世紀最後のビッグイベントだったのだ。

 そのため、本作は全米封切日を水曜日に設定するという、当時としては異例の措置がとられた。これは公開初日に、熱狂的なファンが殺到すると見込み、その代わり週末には、ファミリー層が混雑を避けて鑑賞できるようにする配慮だった。

 また、「水曜日に会社を休んで映画館に行く」というファンが予想以上に多かったため、トラブルや混乱を防ぐために、映画公開日を臨時休業にする企業も少なくなかった。特にハリウッド大通りに位置し、ファンにとって聖地ともいえるグローマンズ・チャイニーズ・シアターには、公開の1カ月以上前からファンによる長蛇の列ができた。日本でも大規模なプレミア試写会が行われ、公開当日には、コスプレしたファンが映画館に殺到。最終的な国内興収は127億円を超えた。

【トリビア&裏話2:おなじみのセリフ「嫌な予感がする」を担当したのは?】

 「May the Force be with you.(フォースと共にあらんことを)」とともに、「スター・ウォーズ」シリーズで頻繁に登場するセリフが、「I Have a Bad Feeling About This.(嫌な予感がする)」だ。本作では、オビ=ワンがこのセリフを担っている。

 シリーズを通して、同じセリフの反復をはじめ、師弟関係、家族愛、善悪のバランスといった一貫するテーマを、シチュエーションやアレンジを変えながら繰り返し登場させ、劇的な効果を狙うのは、ルーカスが古今東西の神話を研究し尽くし、「スター・ウォーズ」の世界観の下敷きにしているから。その神話的な話法も、長年にわたり、「スター・ウォーズ」ファンを魅了し続ける理由と言える。

【トリビア&裏話3:セリフはたった3個! 圧倒的な存在感を放ったダース・モール】

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