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「ボブ・マーリー ONE LOVE」準備期間6カ月で創り上げた“唯一無二の夫婦”「リタは道しるべだ。ボブの人生には常に彼女がいた」

映画.com / 2024年5月2日 10時0分

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(C)2024 PARAMOUNT PICTURES

 伝説のレゲエミュージシャン、ボブ・マーリーの人生を描いた映画「ボブ・マーリー ONE LOVE」の特別映像が、このほど公開された。

 本作は、マーリーが愛した妻のリタ、息子のジギー、娘のセデラがプロデューサーとして参画した“正真正銘のボブ・マーリー映画”。マーリーの音楽とメッセージ、知られざる激動の生涯が描かれている。メガホンをとったレイナルド・マーカス・グリーン監督(「ドリームプラン」)。主人公ボブ・マーリー役をキングズリー・ベン=アディルが演じ、マーリーの妻、リタ・マーリー役をラシャーナ・リンチが扮している。

 映像は、ボブ・マーリーと、彼が世界中で活躍した36年間を傍らで支え、自身もアーティストだった妻のリタ・マーリーに焦点をあてたもの。ボブ・マーリーを演じたベン=アディルが「友情を越えた絆を表現したかった」、リタ・マーリー役のリンチが「ボブとリタの愛は永遠に消えることはない」と力強く語る。ライブの直前にボブとリタが目を合わせる場面から始まり、同じステージに立つ様子、若かりし頃の2人が一緒にギターを弾く甘酸っぱい瞬間などに加え、撮影の模様を収めたメイキング映像もたっぷり見ることができる。

 ベン=アディルとリンチは、ボブとリタという特別な夫婦を演じられるように、6カ月もの準備期間を与えられたという。時にはボブ・マーリーの“本物の家族”と同じ時間を過ごすこともあった。ベン=アディルにとってリンチの存在は大きな力になったようで「彼女はずっと僕の支えだった。いつも『キングズリーはクレイジーだから絶対出来る』と誰よりも僕を認めてくれたから、本当に励みになった」と撮影を振り返っている。

 また、グリーン監督が「リタは道しるべだ。ボブの人生には常に彼女がいた」、ボブの息子で本作のプロデューサーを務めたジギー・マーリーが「2人の愛が詰まった”ONE LOVE”なんだ。」と話す通り、ボブ・マーリーを語る上で、リタ・マーリーは欠かせない存在だ。妻であり、ボブとステージに立ち抜群のパフォーマンスを見せるシンガー「アイ・スリーズ」のメンバーでもあった。

 「アイ・スリーズ」はリタ・マーリー、ジュディ・モワット、マーシャ・グリフィスの3人で構成されたボーカリストトリオ。単なるバックシンガーではなく、ボブ・マーリーの音楽の中で不可欠な要素であり大きな役割を担っていた。

 グリーン監督は、ボブ・マーリーの“世界を動かすほどのパッション”の源のひとつとして、リタの存在を丁寧に描くことを追求。「実はこの作品はいろんな意味で、ボブ・マーリーとリタ・マーリーの物語だ。ボブを描く旅路の中で、リタは常に導き手としての役割を果たしてくれた。心の拠り所のような存在で、ボブが何をしようとして、何を追求しているのか。リタの存在により、ボブはいつでも自分の原点を思い出すことが出来た」と語る。実際にリタ・マーリーに会い、彼女の存在感や優雅さ、強さを感じ、世界中の観客にリタ・マーリーがどのような人物なのか知ってほしいとも願っているそうだ。

 「ボブ・マーリー ONE LOVE」は、5月17日から全国公開。

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